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12月18日-04号

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  1. 箕輪町議会 1997-12-18
    12月18日-04号


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    最終取得日: 2021-08-29
    平成 9年12月定例会              箕輪町議会定例会会議録 1.招集年月日         平成9年12月18日 午前10時00分 2.招集の場所         箕 輪 町 役 場 3.会議を行った場所      箕輪町役場議場 4.開会、閉会日時 ┌───┬──────────────────────┬───┬───────┐ │開 議│ 平成 9年12月18日 午前10時00分 │議 長│ 向山  章 │ ├───┼──────────────────────┼───┼───────┤ │閉 会│ 平成 9年12月18日 午後 2時39分 │議 長│ 向山  章 │ └───┴──────────────────────┴───┴───────┘ 5.出席並びに欠席議員   出席議員    22人      欠席議員     0人 ┌──┬───────────┬───┬──┬───────────┬───┐ │議席│           │出 席│議席│           │出 席│ │  │   氏   名   │欠 席│  │   氏   名   │欠 席│ │番号│           │の 別│番号│           │の 別│ ├──┼───────────┼───┼──┼───────────┼───┤ │ 1 │  市 川 治 実  │出 席│10│  丸 山 泰 正  │出 席│ ├──┼───────────┼───┼──┼───────────┼───┤ │ 2 │  中 村 昭 吾  │ 〃 │11│  漆 戸 宗 男  │ 〃 │ ├──┼───────────┼───┼──┼───────────┼───┤ │ 3 │  桑 沢 幸 好  │ 〃 │12│  浦 野 博 賢  │ 〃 │ ├──┼───────────┼───┼──┼───────────┼───┤ │ 4 │  浦 野 恒 男  │ 〃 │13│  東 城 興 一  │ 〃 │ ├──┼───────────┼───┼──┼───────────┼───┤ │ 5 │  渕 井 英 宏  │ 〃 │14│  唐 沢 猛 三  │ 〃 │ ├──┼───────────┼───┼──┼───────────┼───┤ │ 6 │  春 日   巌  │ 〃 │15│  大 槻   優  │ 〃 │ ├──┼───────────┼───┼──┼───────────┼───┤ │ 7 │  唐 沢 多喜雄  │ 〃 │16│  唐 沢 嘉 幸  │ 〃 │ ├──┼───────────┼───┼──┼───────────┼───┤ │ 8 │  柴   文 弘  │ 〃 │17│  久保田 正 美  │ 〃 │ ├──┼───────────┼───┼──┼───────────┼───┤ │ 9 │  太 田 光 政  │ 〃 │18│  毛 利 儀 男  │ 〃 │ └──┴───────────┴───┴──┴───────────┴───┘ ┌──┬───────────┬───┬──┬───────────┬───┐ │19│  柴   財 埜  │出 席│21│  三 井 清 史  │出 席│ ├──┼───────────┼───┼──┼───────────┼───┤ │20│  関   善 一  │ 〃 │22│  向 山   章  │ 〃 │ └──┴───────────┴───┴──┴───────────┴───┘ 6.職務のため議場に出席した事務職員の職氏名 ┌──────┬───────────┬──────┬───────────┐ │事務局長  │  柴   恒 年  │書記    │  鳥 山 久 夫  │ └──────┴───────────┴──────┴───────────┘ 7.地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 ┌──────┬───────────┬──────┬───────────┐ │町長    │  井 沢 通 治  │下水道課長 │  桑 沢 昭 一  │ ├──────┼───────────┼──────┼───────────┤ │助役    │  柴     要  │商工観光課長│  小 林 三代人  │ ├──────┼───────────┼──────┼───────────┤ │収入役   │  坪 井 栄 寿  │会計課長  │  戸 田 家 栄  │ ├──────┼───────────┼──────┼───────────┤ │総務課長  │  黒河内 将 裕  │水道課長  │  柴   一 貫  │ ├──────┼───────────┼──────┼───────────┤ │企画財政課長│  唐 沢 千 洋  │教育委員長 │  渕 井 光 久  │ ├──────┼───────────┼──────┼───────────┤ │住民環境課長│  向 山 功 洋  │教育長   │  藤 沢 健太郎  │ ├──────┼───────────┼──────┼───────────┤ │税務課長  │  原   幸 喜  │学校教育課長│  大 槻 丞 司  │ ├──────┼───────────┼──────┼───────────┤ │福祉課長  │  市 川 隆 男  │生涯学習課長│  小 林   求  │ ├──────┼───────────┼──────┼───────────┤ │保健課長  │  藤 原   久  │消防室長  │  上 島 貞 一  │ ├──────┼───────────┼──────┼───────────┤ │農林課長  │  平 井 克 則  │農委事務局長│  浦 野 忠 男  │ ├──────┼───────────┼──────┼───────────┤ │建設課長  │  北 原 宣 明  │代表監査委員│  中 坪 平 治  │ ├──────┼───────────┼──────┼───────────┤ │振興開発課長│  唐 沢 宏 光  │      │           │ └──────┴───────────┴──────┴───────────┘ 8.会議事件及び議事日程                箕輪町議会定例会             議  事  日  程(第4号)                       平成9年12月18日 午前10時00分開議日程第 1 常任委員長報告      質疑・討論・採決日程第 2 議案第17号 箕輪町一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について日程第 3 議案第18号 平成9年度箕輪町一般会計補正予算(第6号)日程第 4 議案第19号 平成9年度箕輪町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)日程第 5 議案第20号 平成9年度箕輪町農業集落排水処理施設特別会計補正予算(第4号)日程第 6 議案第21号 平成9年度箕輪町公共下水道特別会計補正予算(第4号)日程第 7 議案第22号 平成9年度箕輪町保養センター特別会計補正予算(第3号)日程第 8 議案第23号 安心してかかりやすい医療保険制度の充実を求める意見書の提出について日程第 9 議案第24号 出版物再販制の廃止に反対する意見書の提出について日程第10 議案第25号 WTO協定の改定を求め、食糧の自給率向上及び食品の安全性確保に関する意見書の提出について日程第11 議案第26号 保育施策の充実を求める意見書の提出について日程第12 議案第27号 総合的難病対策の早期確立を求める意見書の提出について日程第13        箕輪町議会議員の定数に関する調査研究結果について日程第14        閉会中の継続審査について日程第15 諸般の報告  所管事務調査等の調査結果             海外地方行政研修視察結果              議事のてんまつ ◎事務局長(柴恒年) 開会前のあいさつを取り交わしたいと存じます。御起立を願います。〔一同起立〕おはようございます。〔一同「おはようございます。」〕御着席を願います。〔一同着席〕                              午前10時00分 開議 ○議長(向山章) 御苦労さまでございます。 ただいま出席議員は22人であります。本日の会議を開きます。 日程第1 常任委員長報告を議題といたします。 常任委員会に付託し、審査をお願いしてあります、議案並びに請願・陳情の審査結果を各常任委員長から報告を求めます。 議案第1号、議案第2号、議案第7号について、総務文教委員長の報告を求めます。総務文教委員長。 ◎総務文教委員長(太田光政) それでは、ただいま議長の言われた総務文教委員会に付託されました議案等を御報告をいたします。 総務常任委員会は、12月の15日、午前9時から302号室にて、全員出席のうちに行われました。 まず、条例等に係わる案件でございますが、議案第1号でございます。箕輪町一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定でございます。この改正は、職員の在職後、その在職期間中の行いについて、犯罪があると思料するに至った場合等に期末手当及び勤勉手当の支給を一時差し止め、または不支給することができる制度であります。この条例に対しましては、全員異議なく可決すべきものと決しましたので、御報告をいたします。 次に、議案第2号 箕輪町税条例の一部を改正する条例制定について、この改正の要旨は、字句の整備と入湯税の税率を、入湯客1人1回につき150円とあるのを、入湯客1人1日について150円とする改正でございます。この件についても、慎重の中に、全員異議なく可決すべきものといたしましたので、御報告をいたします。 次に、議案第7号 箕輪町温泉スタンド条例の制定についてでございます。この条例は温泉の自動給湯販売機の設置及び管理に関する必要な事項を定めたものでございます。料金は1回50リットルにつき25円、50リットル増すごとに25円を加算するものであります。この件につきましても、全員異議なく可決すべきものと決しましたので、御報告をいたします。以上でございます。 ○議長(向山章) 総務文教委員長報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(向山章) 質疑なしと認めます。 以上で総務文教委員長の報告は終わりました。 議案第3号、第5号について、社会福祉委員長の報告を求めます。社会福祉委員長。 ◎社会福祉委員長(三井清史) それでは審査結果を報告させていただきます。 社会福祉常任委員会は、12月15日に303号室におきまして、委員全員の出席の下に審査を行いました。 まず、議案第3号でございますけれども、箕輪町訪問看護事業に関する条例の一部を改正する条例制定についての審査の結果を報告いたします。 この条例の一部改正は、第3条中の字句の変更と、10月1日より開所した訪問看護ステーションの事業別の料金を、時間延長、時間外利用、実費負担の料金等を明文化したものでありまして、採決の結果、全員異議なく可決すべきものと決しましたので、報告をいたします。 次に、議案第5号 箕輪町町営水道条例の一部を改正する条例制定についての審査報告をいたします。 この一部改正は、いわゆる規制緩和による水道法の改正に伴いまして、給水装置事業について、資格者を有する工事事業者であれば、いわゆる全国どこでも水道事業者の指定を受けて工事を行うことができるようになったために、所要のいわゆる字句の変更、名称の変更、また条例の繰り下げ条文等の条例の一部改正であります。 審査の中で、名称に関する質問や、現在行われております指定工事人会、現在10社あるようでございますけれども、実際に動いているのは9社であるということでございますけれども、それらによるいわゆる土曜・休祭日の対応についての質問もございましたけれども、それは今までどおり行っていくということで、もし必要があればそういう方向を考えたいというようなことでございます。採決の結果、全員異議なく可決すべきものと決しましたので、報告をいたします。 ○議長(向山章) 社会福祉委員長の報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(向山章) 質疑なしと認めます。 以上で社会福祉委員長の報告は終わりました。 議案第4号、第6号について、経済建設委員長の報告を求めます。経済建設委員長。 ◎経済建設委員長(漆戸宗男) 経済建設常任委員会は、12月15日、午前9時より301号室におきまして、全員出席の下、今12月定例会に付託されました議案につきまして、審査をいたしました。以下、審査の結果につきまして、御報告を申し上げます。 最初に、議案第4号の結果でありますが、公営住宅条例制定につきまして、国の公営住宅法の改正に伴いまして、町の条例の改正をするものであります。従来のように1種・2種の区分けはなくなり、大きな内容について説明を申し上げますと、1種・2種はなくなり、一度入居すれば所得が増大しても明け渡しということが従来は難しかったわけでございますが、入居所得水準の向上とアップと、また、いわゆる高額所得者になればその明け渡しを要求ができるということでございます。町はさらに民間のアパート賃貸契約、これを特定公共賃貸住宅という表現でありますが、そのようにして民間のアパートを借用しながら、その住宅としての活用ができるということであります。また、公営住宅の社会福祉事業への活用ということも新しいものでございます。さらに社会情勢下の中で、駐車場のモータリゼーションの時代ということで、駐車場の必要性ということについても認識が加わりました。入居者の所得水準というものも高くなってまいりましたことも反映をいたしまして、配慮をされております。身体障害者の方々等につきましては、基準はさらにアップをしております。また公営住宅管理員の任命ということで、町長の方から任命をされるわけでございます。これらが改正される主な項目でありますけれども、いずれも先ほど申し上げましたように、今の時流に沿った形の大幅な改正と申せましょう。 そこで、質問がございまして、町営住宅の現況についてはどんな状況下にあるかという質問もありました。町内には125部屋がございまして、機能不能とか、あるいは空いているところ等も若干あるということでございます。また、この改正によって家賃が上がると予想される方はあるかということに対しましても、ほとんどの人が同じか下がるということで、二十四、五世帯の皆さんにつきましては上がることが予想されるということでありました。そして、またさらに質問の中で、町のトータル的な減収分はどうだという質問に対しましても、おおよそ年間80万円くらいの数字になるだろうということでございました。このような説明を聞く中で、いわゆる納税と言いますか、入居料の未納者、こういう方につきましても、良識ある社会人としての義務を果たされ、共々お互いに不公平のなき生活をされるよう望みたいと、そういう意見もありました。これらの意見のある中で、基本的に全員異議なく、可決すべきものと決しました。なお、実施につきましては、平成10年の4月の1日を予定しているということでございます。 議案第6号でございますけれども、審査の結果につきましては、先ほどの温泉の関係が関連をいたしまして、保養センター条例の一部を改正する条例制定につきまして、この度保養センターに温泉を引いたことによりまして、新たに入湯税150円が課税されるめに、使用料金の変更をするものでありました。入湯税150円の対象者は中学生以上でありまして、小学生以下につきましては地方税法の規定により除外をされるわけでございます。新旧対照一覧表に基づきまして説明を受けました。入湯税を含めた料金改正について、全員異議なく可決すべきものと決しましたので、御報告をいたします。以上であります。 ○議長(向山章) 経済建設委員長報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(向山章) 質疑なしと認めます。 以上で経済建設委員長の報告は終わりました。 総務文教委員長から報告のありました議案第1号について討論を行います。討論ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(向山章) 討論なしと認めます。 議案第1号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は、総務文教委員長報告のとおり、原案を決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(向山章) 御異議なしと認めます。したがって、議案第1号は原案のとおり可決されました。 総務文教委員長から報告のありました議案第2号について討論を行います。討論ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(向山章) 討論なしと認めます。 議案第2号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は、総務文教委員長報告のとおり、原案を決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(向山章) 御異議なしと認めます。したがって、議案第2号は原案のとおり可決されました。 社会福祉委員長から報告のありました議案第3号について討論を行います。討論ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(向山章) 討論なしと認めます。 議案第3号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は、社会福祉委員長報告のとおり、原案を決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(向山章) 御異議なしと認めます。したがって、議案第3号は原案のとおり可決されました。 経済建設委員長から報告のありました議案第4号について討論を行います。討論ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(向山章) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 議案第4号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は、経済建設委員長報告のとおり、原案を決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(向山章) 御異議なしと認めます。したがって、議案第4号は原案のとおり可決されました。 社会福祉委員長から報告のありました議案第5号について討論を行います。討論ありませんか。    (「なし」の声あり)
    ○議長(向山章) 討論なしと認めます。 議案第5号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は、社会福祉委員長報告のとおり、原案を決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(向山章) 御異議なしと認めます。したがって、議案第5号は原案のとおり可決されました。 経済建設委員長から報告のありました議案第6号について討論を行います。討論ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(向山章) 討論なしと認めます。 議案第6号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は、経済建設委員長の報告のとおり、原案を決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(向山章) 御異議なしと認めます。したがって、議案第6号は原案のとおり可決されました。 総務文教委員長から報告のありました議案第7号について討論を行います。討論ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(向山章) 討論なしと認めます。 議案第7号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は、総務文教委員長の報告のとおり、原案を決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(向山章) 御異議なしと認めます。したがって、議案第7号は原案のとおり可決されました。 議案第8号について、総務文教委員長の報告を求めます。総務文教委員長。 ◎総務文教委員長(太田光政) それでは議案第8号 平成9年度箕輪町一般会計補正予算(第5号)について、審査の経過と結果を報告いたします。 歳入歳出にそれぞれ1,759万6,000円を追加し、総額を86億3,423万5,000円とするものであります。収入の主なものは、町税の1,091万6,000円、特別交付税の5,000万、町債の4,080万が主なものでございます。支出の主なものは、一般管理費の801万8,000円、常備消防の142万9,000円、消防施設減額の775万8,000円でございます。小学校の教育振興費も減額220万、それから松島コミュニティセンターの建設事業費が490万6,000円、大出のコミュニティセンターの建設工事費の減額6,667万6,000円が主なものでございます。 審査の中で、時間外手当の件について質問が出まして、説明をいただいた中では、農林課等の農村公園に関する仕事の量の多くなったこと、また生涯学習課にあっても文化センターの関係等の仕事の多くなったことが主なものだと説明がございました。また、当初予算時に前年度より低く見積もったことの結果ではなかろうかと、そんなことも申されたわけでございます。 審査の結果、全員賛成をもちまして、可決すべきものと決しましたので、御報告をいたします。以上でございます。 ○議長(向山章) 総務文教委員長の報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(向山章) 質疑なしと認めます。 以上で総務文教委員長の報告は終わりました。 議案第8号、9号、10号、14号について、社会福祉委員長の報告を求めます。社会福祉委員長。 ◎社会福祉委員長(三井清史) それでは、議案第8号 平成9年度箕輪町一般会計補正予算(第5号)について、当委員会に係わる審査の結果を報告させていただきます。 第5号の補正では、まず歳入でありますけれども、総務費の戸籍住民台帳費については、いわゆる電算化に伴う職員の手当でございます。また、民生費については、民生費負担金の減額は入所者数は大変増えているところでありますけれども、いわゆる高額入所者がいなくなったための減額であります。現在54名入られているようでございます。また、民生費国庫負担金の増額は、老人福祉施設入所者増によるものでございまして、事業費の4分の2のものと、平成8年度のいわゆる過年度分でございます。また、民生費国庫補助金につきましては、シルバー連合がなくなったための減額であります。これに合わせて民生費県負担金民生費県補助金等も4分の1、3分の1のものでございます。また、歳出におきましては、まず民生費でございますけれども、民生費、医療給付事業費増は、法改定による増額でございまして、4月より11月までの推測の増額でございます。また老人ホームヘルプ事業費の増額は、ヘルパーの正規職員7名、パート1名、臨時2名、登録8名等の賃金、自動車燃料費外であります。また在宅老人デイサービス事業費増額は、訪問入浴や、いわゆるショートステイが6泊7日になったことに対する希望者増によるものであります。また、老人福祉施設入所措置事業費増額は、特養入所54人分のものであり、入所人員の増によるものでございます。保育所施設整備については、長岡保育所駐車場整備800㎡に対するものであります。次に、衛生費では訪問看護ステーション、現在は11名利用しているようでございますけれども、その事業費は正規の管理者、当初は臨時対応のものでありまして、老人保健医療会計繰出金につきましては、いわゆる町の負担分の5%のものであります。また、ごみ・し尿処理事業費につきましては、分別収集委託料減は、当初11カ月分の予定がありましたけれども、開始月日が遅れたことにより、5カ月に減額したものでございます。また、資源物収集委託料増は、新聞紙・古紙等の収集料が4月より約1.7倍になったものということで、10円の補助の増額のものでございます。 採決の結果、全員異議なく可決すべきものと決しましたので、報告をいたします。 次に、議案第9号 平成9年度箕輪町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について、審査報告をいたします。 今回の第3号補正につきましては、まず事業勘定では、歳入歳出予算の総額にそれぞれ369万円を追加し、総額をそれぞれ11億6,140万1,000円とするものであります。また、施設勘定では、既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ443万2,000円を追加し、歳入歳出の総額を8,757万9,000円となすものであります。 まず、事業勘定の歳出でありますけれども、一般会計からの繰入金の増額は、職員の産休に伴う給与と、出産育児一時金の繰入金の増であります。10人分の1人30万の3分の2のものでございます。また、歳出でありますけれども、一般管理費につきましては、職員3人のうち1人は国民年金の方へいかなくてはならないというようなことで、時間外増となっているものであります。また、一般被保険者高額療養費の増額につきましては、4月から10月を基に計算したものでありまして、6万3,000円以上の、いわゆる高額療養の方の療養費の増額でございます。出産育児一時金につきましては、4月より10月までの推測により、10人分1人30万のものであり、当初予算上30人しか盛られず、今回10人を追加するものでございます。歳出の不足額を予備費を減額して補正するものであります。 また、施設勘定につきましては、まず歳出でありますけれども、医薬材料費増額でありますが、これも4月から9月までの実績を見て、病気の多様化等を考えて補正するものであります。また、歳入でありますけれども、予算の性格上、保険診療収入を増額して均衡を保ったものでございます。 審査の結果、全員異議なく可決すべきものと決しましたので、報告をいたします。 引き続きまして、議案第10号 平成9年度箕輪町老人保健医療特別会計補正予算(第2号)について、報告をいたします。 今回の第2号の補正につきましては、既定の歳入歳出予算の総額に、それぞれ5,010万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ15億265万4,000円となすものであります。まず歳入でありますけれども、いわゆるこの会計上、支払基金交付金が70%、国庫支出金が20%、県支出金が5%、ただいま一般会計の方でも報告しましたとおり、いわゆる一般会計よりの繰入金が5%の会計をもって医療諸費の5,010万円を充当するものでございます。差し引きゼロとする会計でございまして、そのとおり動いているものでございます。 審査の結果、全員異議なく可決すべきものと決しましたので、報告をいたします。 次に、議案第14号 平成9年度箕輪町水道事業会計補正予算(第2号)について、報告をいたします。 今回の補正は、第2条の第4次拡張計画工事の事業費の増額と、第3条に定めた収益的支出予定額の28万円の増額と、第4条 資本的収入及び支出の予定額の変更を行うものであります。 まず、第3条関係の収益的支出でありますけれども、施工業者が工事終了時に工事した箇所にいわゆるシールをこれから貼るようにしたわけでございますけれども、いわゆるそのシール代だとか、夢の水等のシール代でございまして、予備費を減額して調整するものであります。また、4条では、配水設備工事事業やメーター器事業とも工事の事業の確定によるものであり、第4次拡張計画事業の確定による減額でございます。 審査の結果、全員異議なく可決すべきものと決しましたので、報告をいたします。 ○議長(向山章) 社会福祉委員長の報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(向山章) 質疑なしと認めます。 以上で社会福祉委員長の報告は終わりました。 議案第8号、11号、12号、13号について、経済建設委員長の報告を求めます。 ◎経済建設委員長(漆戸宗男) それでは、議案第8号の審査の結果につきまして、申し上げます。平成9年度箕輪町一般会計補正予算(第5号)であります。 最初に、歳出 06款の農林水産業費の中で、農業費の633万6,000円、林業費の592万4,000円でございます。まず、農業費の振興費、職員の残業手当、また防霜ファン設置事業の関係、また家畜糞尿臭気分析委託料の関係、伊那土地改良区記念碑、記念公園に設備をする補助金、これは伊那市の福島へ建立をするものでありまして、伊那市、南箕輪村、当町と、応分の負担をし合うわけでございます。農業委員会の職員手当の増の関係、林業費の関係につきましては、特殊県行造林契約解除に伴う負担金でございます。節の中での減額補正でありますけれども、地域農業基盤確立農業改善事業、これはいわゆるそば処の関係でございますが、委託料の1,523万7,000円の減につきましては、農業公園関係の、先ほど申しました、この計画の全体図を平成9年には完成をすべく予定をしていたわけでございますけれども、御承知のごとく、ここでようやく建築の認可も下りまして、先般からそば処、当施設の工事着工が始められたばかりでございます。同時にウルグアイラウンドの補助につきましての年次につきましても、平成14年まで延長されるということなどから、今年の消化でなく、後年にこの設計計画はして、改めて計上するということで、今年は減額をしたものであります。この中で、先のソバ及び赤ソバ試食会の関係の費用だとかあるいは報償費、謝礼、食材の関係、使用料、パンフレット、消耗品等に活用され、また現地の横断水路工事、農業公園向きの部品等の計上をいたしました。また、そば処施設は、近隣町村にも多く見受けられる状況の中で、やはり特徴のある味であり、また風味であり、こだわりということから、赤ソバはそのポイントでキャッチフレーズであるということを重視していきたいということでございます。そういうことから原産地ネパールを訪れ、文化・風土、その現地の習慣、それらに接しまして、あわせて現地の生活民具、あるいはパネル等をそば処に、新しくできるところに展示する、そういった工夫も考えの中にあるという説明がございました。 次に7款 商工費の関係でございますけれども、増額分は職員手当の分でございます。減額分につきましては、休養施設管理費の関係で、萱野高原の山荘に係わる委託料の減でございます。当直及び受付業務を、当初は専門の警備会社へと計画をしたわけでございますけれども、シルバー人材センターでの対応が可能となり、またその方が低い料金で済むということから、300万円ほどの減となりました。 次に08款の土木費の関係でございますけれども、道路橋梁費の中の町単独道路整備事業費、工事請負費2,050万円は組み替えによる増で、福与あるいは三日町、沢、長田等でございます。他に県営事業負担金は、帯無川の河川改修500万円と、公共下水道特別会計へ繰り出し1,300万円などが主なものであると説明をされました。 歳入につきましての説明でありますけれども、先ほどの流域森林総合整備事業費564万円、特殊県行造林契約解除所有者負担金、東箕輪地区の関係でございます。林業振興事業費、マツタケ山賃借料等が含まれております。 以上が今回の補正に関します主なものでありますが、特に農業公園構想の第一歩の施設運営に当りましては、周到なる企業意識と認識、経営理念を持って所期の目的等、広く町民への期待にこたえるよう、5月の連休を前にしてのオープンを目指しながら、努力をされたいという御意見が強くございました。議員の中にも一部心配視する発言もございましたけれども、原案どおり可決すべきものと決しましたので、御報告を申し上げます。 次に、第11号でございます。平成9年度箕輪町農業集落排水処理施設特別会計補正予算(第3号)でございます。 東部地区工事費及び西部中に関するものが主なものでございます。歳入の町債850万、歳出につきましては西部中非補助工事分900万、委託料の減278万、また東部の工事費750万、汚泥処分の委託料が502万の減、これは南小河内、長岡、北小河内、西部南というものでございます。補正額495万、補正後の予算総額8億3,692万円との説明がございました。 これにつきましても説明後、全員異議なく可決すべきものと決しましたので、御報告を申し上げます。 引き続きまして、議案第12号につきまして御報告を申し上げます。平成9年度箕輪町公共下水道特別会計補正予算(第3号)でございますが、まず公共下水道事業国庫補助がついたことでございます。5,000万円ということで、町債及び一般会計繰入金等の歳入をもって、管渠の工事費1億円余りで下水道事業の促進を図るということでございます。 この件につきましても、全員異議なく可決すべきものと決しましたので、御報告をいたします。 続きまして、議案第13号について御報告を申し上げます。平成9年度箕輪町保養センター特別会計補正予算(第2号)でございます。温泉の保養センターへの引湯と温泉スタンド利用に係わる補正でございまして、先ほども申し上げましたが、150円の入湯税と温泉プリペイドカード3,000枚の売上収益を見込んでのものでございます。プリペイドカードの発売はながた荘及び役所の商工観光課の2カ所で発売をするという説明でございました。 町民が待ちかねたお湯であり、相当なる嬉しい混雑が想定されるという件につきまして、混雑ということを懸念するわけでございます。そこでこの質問がありましたけれども、職員増はなく、シルバーの皆さんによって弾力的な対応をしていきたいと、こういう回答をいただきました。この説明の後、全員異議なく原案どおり可決すべきものと決しましたので、御報告をいたします。以上であります。 ○議長(向山章) 経済建設委員長の報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。3番 桑沢議員。 ◆3番(桑沢幸好) 8号の中の、いわゆる0626ですが、具体的にどんな説明があったか。ネパールへ、36ページのそば処に関係したので、補助金に関係したんだと思いますが、ネパールから向こうへ行ってみたり、あるいは民具やなんか持ってきて展示するとか、そんなような今報告があったんだけれども、具体的にこの30万円の補助金は何にどのように使われるかという説明がどのようにされたか、その点審査の中で出されたか。 ○議長(向山章) 答弁を求めます。委員長。 ◎経済建設委員長(漆戸宗男) 先ほどもちょっと触れましたけれども、この地域の近在に非常にソバというものが信州は「月と仏とおらがそば」と言われるように、ソバのメッカであるということの中でも、やはり特徴のあるインパクト、これを持ってスタートをしていきたいというようなことの中で、先般も八乙女のセンターにおきまして赤ソバ、またソバの試食会等も行い、その評価をいただく中で発想が出てきたのではないかと、こんなふうに思う一つであります。旅費の関係で、具体的にAさん、Bさんということは申し上げてはおりませんでしたけれども、いずれにしても、意欲的に取り組んで、向こうの地へ赴きまして情報、そして向こうの良さに触れながら、いわゆる産地直送的にこちらの方で赤ソバの展開をもしていきたいというニュアンスの説明でございました。そのことにつきましても委員の中からも諸々の意見がございましたけれども、意欲的な取り組みに対してむしろ激励をしてという状況で終わりました。以上です。 ○議長(向山章) 他にございませんか。3番 桑沢議員。 ◆3番(桑沢幸好) 12月補正で補正を組むということですから、年度内にということになりますと、冬季間ヒマラヤのネパールへ行くということになりますね。時期的にそういうようなことに対して質問等も出ませんでしたか。 ○議長(向山章) 委員長。 ◎経済建設委員長(漆戸宗男) 現地とまだどれだけの打診をし、向こうのコンタクトがあるか、それはちょっと確認は委員の中から質問等は出ませんでした。いずれにしてもその範囲でございましたので、回答といたします。 ○議長(向山章) 他にございませんか。8番 柴議員。 ◆8番(柴文弘) 議案第13号のことについて、確認の意味を込めて質問するわけですけれども、温泉スタンドがオープンした場合に、混雑を予想されるので、シルバー人材センターで対応というように私は取ったんですが、果たしてその必要があるかどうか。辰野あたりでも全く無人の状態で個々の給湯をしてくるということで、十分対応ができるんじゃないかと私は思うんですが、その点どうですか。 ○議長(向山章) 答弁を求めます。委員長。 ◎経済建設委員長(漆戸宗男) 温泉スタンドということに取ったかと思いますけれども、そうでなく、ながた荘に係わる問題でございまして、ということは、正月休みが終わりまして、新しい入浴施設ができるまでの間も、当然それから以後も、ながた荘は温泉が入れるわけでございます。そこでオープンに、先般に仮入浴と言いますか、幾人かの皆さんが入浴をあの枠の中で、四角の風呂桶の中でされ、それが報道されると、あそこの周辺でマレットゴルフをされた皆さんも即業者の皆さんに理解をいただきながら、マレットゴルフをやめながらそこに入浴をしたいというようなことを見る中でも、いかに町民がおらが町の温泉へ早く入りたいという現れだということで、ながた荘の方へのお客さんが相当集中することも考えられるということの中で、場面によってはながた荘の方へのシルバー人材センターが今機能しておりますけれども、場面によってはその補充もしていかなくてはならないと。安全ということを含めて補充していかにゃあならんということで、町の職員は従来のままの陣容で進んでいくということでございます。 ○議長(向山章) 8番 いいですか。 ◆8番(柴文弘) いいです。 ○議長(向山章) 他にございませんか。19番 柴議員。 ◆19番(柴財埜) 良いことですので、このことは結構なことだと思いますけれども、ちょっと質問したいと思います。 ということは、議案の11号ですか、農集排の件ですけれども、汚泥処理の処理費が今回一律に下がったわけですね。それで提案の説明の時にはそれは単価が減になったので下がったということの説明がございました。こういうことは下がるということは、本当に農集排の経費の節減ということでいいことかと思いますけれども、ただ単価が下がったと喜んでいられないので、どういう理由で単価が下がったのか。実際その処理の方法が交わされているのか。そこら辺の審査がなされているかどうかをお願いしたいと思います。 ○議長(向山章) 答弁を求めます。委員長。 ◎経済建設委員長(漆戸宗男) 特に4地区につきまして数字的にダウンをしたわけでございますが、その理由・事由というものにつきましては、委員会の中では質問もなく推移をいたしまして、全員異議なくこれを可決すべきものということで終わりました。 ○議長(向山章) 他にございませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(向山章) これで質疑を終わります。 以上で経済建設委員長の報告は終わりました。 各常任委員長から報告のありました議案第8号について討論を行います。討論ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(向山章) 討論なしと認めます。 議案第8号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は、各常任委員長報告のとおり、原案を決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(向山章) 御異議なしと認めます。したがって、議案第8号は原案のとおり可決されました。 社会福祉委員長から報告のありました議案第9号について討論を行います。討論ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(向山章) 討論なしと認めます。 議案第9号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は、社会福祉委員長報告のとおり、原案を決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(向山章) 御異議なしと認めます。したがって、議案第9号は原案のとおり可決されました。 社会福祉委員長から報告のありました議案第10号について討論を行います。討論ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(向山章) 討論なしと認めます。 議案第10号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は、社会福祉委員長報告のとおり、原案を決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(向山章) 御異議なしと認めます。したがって、議案第10号は原案のとおり可決されました。 経済建設委員長から報告のありました議案第11号について討論を行います。討論ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(向山章) 討論なしと認めます。 議案第11号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は、経済建設委員長の報告のとおり、原案を決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(向山章) 御異議なしと認めます。したがって、議案第11号は原案のとおり可決されました。 経済建設委員長から報告のありました議案第12号について討論を行います。討論ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(向山章) 討論なしと認めます。 議案第12号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は、経済建設委員長の報告のとおり、原案を決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(向山章) 御異議なしと認めます。したがって、議案第12号は原案のとおり可決されました。 経済建設委員長から報告のありました議案第13号について討論を行います。討論ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(向山章) 討論なしと認めます。 議案第13号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は、経済建設委員長の報告のとおり、原案を決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(向山章) 御異議なしと認めます。したがって、議案第13号は原案のとおり可決されました。 社会福祉委員長から報告のありました議案第14号について討論を行います。討論ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(向山章) 討論なしと認めます。 議案第14号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は、社会福祉委員長報告のとおり、原案を決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(向山章) 御異議なしと認めます。したがって、議案第14号は原案のとおり可決されました。 議案第15号について、社会福祉委員長の報告を求めます。社会福祉委員長。 ◎社会福祉委員長(三井清史) それでは議案第15号 伊那中央保健衛生施設組合規約の一部を改正する規約制定についての審査報告をいたします。 この議案が出てきた前段でございますけれども、各市町村長さん、それから議長さん等で構成しました、いわゆる協議会で原案をつくったものでございます。今回の規約の一部改正は、伊那総合病院の広域化に伴い、現在行っている一部事務組合伊那中央保健衛生施設組合に事務事業を一緒にいたしまして、その規約の変更でございます。いわゆる題名の変更と字句の変更、それに議員の定数の変更と、いわゆる病院事業の負担割合の変更と、病院事業の設置及び経営に関する事務所を、伊那市西春近より伊那市市役所内に変更するものであります。 審査の中で、議員定数の過半数を伊那市で占めることはよくないということもありましたけれども、実際には過半数でないわけでございますので、そのこともいいということもございました。また、負担割合についても均等割を人口の少ない村への配慮等もあり、また人口1人当りの負担金でも、当箕輪町に関する負担率は8万1,168円ということで、構成する市町村の中では最低でございまして、伊那市で土地代を持ち、なお、現在のいわゆる中央病院の医療器具等の外、それから負債等、中央病院の負債ですね、等を伊那市自体で処理するということであります。そういうことでございまして、採決の結果、全員異議なく可決すべきものと決しましたので、報告をいたします。 ○議長(向山章) 社会福祉委員長の報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(向山章) 質疑なしと認めます。 以上で社会福祉委員長の報告は終わりました。 社会福祉委員長から報告のありました議案第15号について討論を行います。討論ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(向山章) 討論なしと認めます。 議案第15号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は、社会福祉委員長の報告のとおり、原案を決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(向山章) 御異議なしと認めます。したがって、議案第15号は原案のとおり可決されました。 請願第5号の審査結果について、総務文教委員長から報告を求めます。総務文教委員長。 ◎総務文教委員長(太田光政) それでは請願について御報告をいたします。 箕輪北小学校を考える会からでございます。この請願書は、考える会から一日も早い実現をお願いしたいという請願でございます。内容はプールの改築、給食室の改築、校庭の拡張と改修、排水処理施設と便所の水洗化、校舎内大規模改造、体育館の新築等でございます。当委員会は文書審査と同時に、現場の査察も一緒に行っております。 意見の中で、プールについてはとにかく危険である。現地視察の場合でもタイル等が至るところで禿げておるわけでございまして、これでは子供たちがケガをするのは無理ないと、こんな内容でございました。また、給食室については、非常に狭いと。それから保健所からの指摘されたところぐらいは大至急やるべきではないかと、こういう意見もございます。また、排水処理施設についても、学校の排水処理場では何か子供だましのようなもので、個人の排水施設ぐらいのスケールではないかと、そういう意見が出ておりました。一度にすぐやれと言っても無理だと思うが、まずプールが先決だと、こういうことでございます。あのような状態で子供たちにプールを利用させていたのでは、子供たちが非常にかわいそうだと。一日も早い改修をお願いをしたいと、こういう意見でございます。この意見が大多数でございまして、全員異議なく採択すべきものと決しましたので、御報告をいたします。 ○議長(向山章) 総務文教委員長の報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(向山章) 質疑なしと認めます。 以上で総務文教委員長の報告は終わりました。 請願第6号、7号、陳情第14号、17号、18号の審査結果について、社会福祉委員長から報告を求めます。社会福祉委員長。 ◎社会福祉委員長(三井清史) それでは、請願・陳情についての委員会の審査報告を行います。 まず、請願第6号 医療保険制度の連続的改悪に反対し、安心してかかりやすい医療の充実を求める請願書についての審査報告を行います。 この件につきましては、9月より医療保険が改正されまして、患者の負担が大変増加しているところでありますけれども、特に高齢者に対して高齢者医療保険で医療費の定率制が導入され、また全国的では年金生活者がいわゆる年金の支給額3万5,000円以下の方々が70%以上もいると言われているのが現状でございます。入院給付費の値上げや薬代、診療料、部屋代等により患者負担が増額となっているところでございます。また、健康保険の本人負担率アップも同時に行われ、増率計画がなおなされているところが現状でございます。このことは単に医療保険財政の建て直しのために短兵急にいわゆる患者負担を強いるのではなく、根本的な見直しが必要であるというようなことでございます。 審査の結果、全員異議なく採択すべきものと決しましたので、報告いたします。 次に、請願第7号 障害者や乳幼児が安心して医療が受けられる「福祉医療給付制度」の改善に関する請願書について、審査報告を行います。 この請願と同様な請願が昨年度当議会にも出されまして、御存じだと思いますけれども、平成8年度6月議会で継続審査になりまして、同年の9月議会で一部採択となり、意見書を各機関へ送付したところでありますが、市町村でのいわゆる窓口無料化や乳幼児医療無料化を就学前までに拡大するということに対し、財政的な事項もあるわけでありますけれども、福祉医療等に伴う国保国庫負担減額措置、いわゆるペナルティーでございますけれども、等現在はある中であるところでありまして、そうした中で上伊那の医師会においても当問題について対応しているようでございまして、来年の4月よりいわゆる実施に向かって医療費の申請は直接本人が役場に出向くことなく、大病院では直接に市町村に請求書を出し、また開業医さん等が出されたものについては上伊那の医師会等でまとめて仕分けしまして、市町村に送付される見通しで、やくやく今までのように申請に役場に来る必要もなくなるようであります。そうした中で口座の支払いがなされる計画もあるようでありますので、県に現物給付方式にすることや、国の国保国庫負担減額措置等の廃止を求めることとしまして、それがまず先決であるところでございまして、そういうようないろいろな議論がある中で採決の結果、全員の賛成をもって一部採択と、昨年と同様でございますけれど決定いたしましたので、報告をいたします。 また、陳情14号 保育施設の充実を求める陳情について、審査報告を行います。 児童福祉法が改正され、平成10年4月より施行されることになったところでありますけれども、今までのいわゆる行政主導から住民の主導事業となりまして、広域保育等、ニーズに合った保育園の入園ができるようになりました。保育料も今の10段階から7段階方式や、いわゆる年齢別の均一な保育料になるということも将来的には大変予測されるところであります。しかし、政府は財政構造改革下にあって、予算確保が困難であるとの理由で、いわゆる来年度における施策の充実を利用者負担や自治体負担で行う方針であるところでございます。エンゼルプランに従いまして少子化社会の改善のためにも、保育施設の充実のためにも十分な予算確保が必要となるところでございます。そうした意味合いも含めまして、採決の結果、全員異議なく可決すべきものと決しましたので、報告をいたします。 次に、陳情17号 難病患者に対する居宅生活支援事業の整備を求める陳情書について、審査報告を行います。 厚生省は難病対策委員会で、生活の質の向上を目指した施策の推進を受け、難病患者等居宅生活支援事業をこの度発足したところでありますけれども、今までは高齢者福祉や障害者福祉の谷間にあって、光の当らない部分もあったところも事実であります。また、今までは患者に対して保健所が対応してきた経過もございまして、実態の把握やニーズが十分わからなかった部分であったところでもあります。そうしたことでなかなかこうした居宅支援もされなかったところでありますけれども、当箕輪町におきましては陳情項目の中ですでに行っている項目も何項目かあるところであります。難病患者等居宅生活支援事業の発足に伴いまして、充実をより望まれることは言うとおりであるということで、採決の結果、全員異議なく採択すべきものと決しましたので、報告をいたします。 続きまして、陳情第18号 「難病医療費の公費負担制度の見直しと、患者の一部負担導入に反対し、総合的難病対策の早期確立を要望する意見書」の提出を求める陳情書についての審査報告を行います。 今、難病患者や、いわゆる慢性疾患に苦しむ患者は、少ない専門医療機関と不十分な医療、それから生活保障制度の下で高齢化し、障害は重度化、また重複化しておりまして、肉体的にも経済的にも家族を含めて大変困難な療養生活を送っていることは事実でございまして、陳情された趣旨もその意味でございまして、採決の結果、全員異議なく採択すべきものと決しましたので、報告を行います。 ○議長(向山章) 社会福祉委員長の報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(向山章) 質疑なしと認めます。 以上で社会福祉委員長の報告は終わりました。 請願第8号、陳情第11号、12号の審査結果について、経済建設委員長から報告を求めます。経済建設委員長。 ◎経済建設委員長(漆戸宗男) 請願第8号につきまして、審査の御報告を申し上げます。 8号は、出版物再販制の廃止に反対する請願でございます。まず、再販制度は独占禁止法では価格競争の妨げになるとして、原則的には禁じているわけでございますが、公正取引委員会が指定する商品についてのみ例外として認められているものでございます。その中で、今年4月には薬品と化粧品の一部の指定を廃止したために、現在の例外というものは著作物のみとなっているのが実情であります。この著作物に当る商品として新聞、書籍、雑誌、レコード盤、音楽テープ、CDの6品目というものがございます。確かに我々はこれらの商品を買い求めるに、いつどこの地籍、仮に奥地へ行ったとしても一定価格品であり、そこには全国民、住民が平等に情報や他の地の文化に直接でなくても接しられる機会を得られるというのが現状と思います。国の行革委員会の規制緩和や、小委員会の座長宮内よしひこ氏からは12月8日の最終報告書が提出されたわけでありますけれども、これら除外されている品目の再販価格維持制度については現行制度を維持すべき相当の特別なる理由があるとする十分な論拠は見出せなかったと、表現を留めております。最後には国民の議論を一層深め、理解を踏まえた中で速やかに適切な措置を講ずるべきだという表現でございます。膨大な報告書が先般新聞紙上でも発表をされたわけでございます。このように、廃止という表現までには至ってはいない状況下にございます。確かに競争原理、自由開放の利点も散見するも、例えば書籍・雑誌・新聞の類が市民生活の上で現在重大な負担の出費が伴っているわけでもなく、前にも申し述べたように、これらの商品は津々浦々、いずこの地域へも浸透して、社会教育文化の向上・維持に果たしてきた役割の評価の方がそのウエイトは高く、今後も当制度の維持していくことが望ましいという委員会の全員の結論でございました。出版物再販制の廃止に反対する請願は、全員異議なく採択でありましたので、御報告をいたします。 次に、陳情第11号でございます。WTO協定の改定、食糧自給率の向上、食品の安全性確保等の政策実現のための陳情でございます。 私ども、日々の暮らしの中で知らず知らずのうちに生活を取り巻く諸々の外的環境が千変万化していることにふっと気付くことがございます。それは全人類的地球規模、マクロの世界でも論議されなければならない地球環境問題でもございます。開発途上国の爆発的とまで言われる人口増問題、また深刻の度は増すばかりであり、反面異常気象や大水害、温暖化、海水位の上昇等、世界的食糧危機が叫ばれておるのが実情でございます。こうした中、我が国農業は後継者難や高齢化・就農者の激減に見ますように、WTO協定の発効以来、食糧品の輸入急増と相まって、農業そのものの存続が危ぶまれる状況下にございます。したがって、食糧自給率は先進諸国群の中にあってはまさに異常とまで言われるほどパーセンテージが下落しているのが実情でございます。近年、食品の安全基準の緩和、遺伝子組み替え食品、添加物、残留農薬などから、食品類への安全性をめぐる諸問題で高い関心の中にあるのが実情でございます。このような情勢の中で、食糧の安全性というものはすべてを超越して最優先されるべきものであります。政府は、生産者が自信を持って消費者に安全で新鮮な農畜産物を安定的に供給されるシステムの構築をすべきであると。全委員の中からの結論でございました。 よって陳情第11号は、全員異議なく採択と決しましたので、御報告をいたします。 次に、陳情12号について、審査の御報告を申し上げます。 先ほどの陳情第11号との関連もありますが、近年微生物の遺伝子を作物に組込み、除草剤や害虫類に抵抗力を持たせると言われる遺伝子組み替え食品の輸入が本格化されようしております。これらの作物による加工食品が我が国内で流通される見通しと言われており、ダイズ、ナタネなど、15品目にわたり安全性には問題はないとの見地から、厚生省は輸入を認めたわけでありますが、国民の中には遺伝子そのものには問題はないとしても、新たに造成された酵素が健康障害やアレルギーなど、身体に悪影響を及ぼすのではないかと不安視する人々もいるわけでございます。当委員会の委員から、科学の進歩に否定的な感を持つわけではないわけでありますけれども、自然界の中で動植物はバランスよく気象・風土の中で共生して、我々はその恩恵によって人類も生存し今日あるわけであると。その協調下にある自然の世界へ人類の科学技術で割り込み、商業心的な参画は否定したい旨の意見もございました。この陳情にあるように、消費者に対して当該食品へのパネルによる表示の意義付けや、輸入時点での検査体制の整備は急務の状況下にあるということであります。遺伝子組み替え食品の安全性確認に係わる第三者機関による徹底した審査、これを行ってほしい。消費者に対してわかりやすい形での情報公開をすべきであるとの結論に達しました。 したがいまして、遺伝子組み替え食品に関する陳情は、全員異議なく採択と決しましたので、御報告をいたします。以上であります。 ○議長(向山章) 経済建設委員長の報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(向山章) 質疑なしと認めます。 以上で経済建設委員長の報告は終わりました。 総務文教委員長から報告のありました請願第5号について討論を行います。討論ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(向山章) 討論なしと認めます。 請願第5号を採決いたします。 お諮りいたします。 請願第5号の総務文教委員長の報告は採択であります。 請願第5号を採択と決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(向山章) 御異議なしと認めます。したがって、請願第5号は採択と決定いたしました。 社会福祉委員長から報告のありました請願第6号について討論を行います。討論ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(向山章) 討論なしと認めます。 請願第6号を採決いたします。 お諮りいたします。 請願第6号の社会福祉委員長報告は採択であります。 請願第6号を採択と決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(向山章) 御異議なしと認めます。したがって、請願第6号は採択と決定いたしました。 社会福祉委員長から報告のありました請願第7号について討論を行います。討論ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(向山章) 討論なしと認めます。 請願第7号を採決いたします。 お諮りいたします。 請願第7号の社会福祉委員長報告は一部採択であります。 請願第7号を一部採択と決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(向山章) 御異議なしと認めます。したがって、請願第7号は一部採択と決定いたしました。 経済建設委員長から報告のありました請願第8号について討論を行います。討論ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(向山章) 討論なしと認めます。 請願第8号を採決いたします。 お諮りいたします。 請願第8号の経済建設委員長報告は採択であります。 請願第8号を採択と決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(向山章) 御異議なしと認めます。したがって、請願第8号は採択と決定いたしました。 経済建設委員長から報告のありました陳情第11号について討論を行います。討論ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(向山章) 討論なしと認めます。 陳情第11号を採決いたします。 お諮りいたします。 陳情第11号の経済建設委員長報告は採択であります。 陳情第11号を採択と決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(向山章) 御異議なしと認めます。したがって、陳情第11号は採択と決定いたしました。 経済建設委員長から報告のありました陳情第12号について討論を行います。討論ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(向山章) 討論なしと認めます。 陳情第12号を採決いたします。 お諮りいたします。 陳情第12号の経済建設委員長報告は採択であります。 陳情第12号を採択と決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(向山章) 御異議なしと認めます。したがって、陳情第12号は採択と決定いたしました。 社会福祉委員長から報告のありました陳情第14号について討論を行います。討論ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(向山章) 討論なしと認めます。 陳情第14号を採決いたします。 お諮りいたします。 陳情第14号の社会福祉委員長報告は採択であります。 陳情第14号を採択と決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(向山章) 御異議なしと認めます。したがって、陳情第14号は採択と決定いたしました。 社会福祉委員長から報告のありました陳情第17号について討論を行います。討論ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(向山章) 討論なしと認めます。 陳情第17号を採決いたします。 お諮りいたします。 陳情第17号の社会福祉委員長報告は、採択であります。 陳情第17号を採択と決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(向山章) 御異議なしと認めます。したがって、陳情第17号は採択と決定いたしました。 社会福祉委員長から報告のありました陳情第18号について討論を行います。討論ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(向山章) 討論なしと認めます。 陳情第18号を採決いたします。 お諮りいたします。 陳情第18号の社会福祉委員長報告は、採択であります。 陳情第18号を採択と決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(向山章) 御異議なしと認めます。したがって、陳情第18号は採択と決定いたしました。 日程第2 議案第17号 箕輪町一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。 事務局長に議案を朗読いたさせます。事務局長。 ◎事務局長(柴恒年) 議案朗読。 ○議長(向山章) 提出者の説明を求めます。町長。 ◎町長(井沢通治) 議案第17号について提案理由の説明を申し上げます。 今回の改正につきましては、人事院勧告に基づく改正が主なものでございまして、給料表の改正、扶養手当の額の改正、宿日直手当の額の改正、期末勤勉手当の支給率の改正であります。この他に、勤務1時間当りの給与額の算出方法の改正、住居手当の額の改正、通勤手当の改正であります。細部については総務課長から説明をいたさせますので、よろしく御審議・御決定をお願いをいたします。 ○議長(向山章) 細部説明を求めます。総務課長。 ◎総務課長(黒河内将裕) 議案第17号の細部について、御説明を申し上げます。 箕輪町一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例でございますが、本年の人事院勧告に係わるものでございまして、国におきましては関連給与法案が12月の3日参議院で可決をされ、12月の10日公布されております。また県におきましては、一昨日の本会議で関連条例案が可決されております。地方公共団体におきましては、国に先んじて人勧に係わる給与条例を改正してはならないという通知がございまして、国の動向を確認する中で本日提案をさせていただくものでございます。恐れ入りますが、改正の要旨で御説明申し上げますので、8ページをお開きください。 条例の第14条第1項及び第2項では、扶養手当について定めておりまして、第1項では扶養親族でない配偶者を有する場合、いわゆるこれは共働きを指すわけでございますけれども、そういう場合の1人目の子「等」とありますので、子とかあるいは親等でございますけれども、そういったものの扶養手当の額の改正でございます。1人につき月額5,500円であるものを、1,000円アップしまして6,500円とするものでございます。これは4月1日にさかのぼるという内容でございます。それから第2項関係、満16歳の年度始めから満22歳の年度末までの子、これはいわゆる高校生とか大学生等を指しますが、そういった子に加算する額の改正でございます。1人につき月額3,000円を1,000円アップして4,000円にするもので、これも4月1日に遡及するものでございます。 15条の第3項、これは扶養手当の支給方法でございまして、扶養の対象となるもの、あるいは対象とならなくなった場合等の支給方法について条文の整備をするものでございます。これも4月1日に遡及するものでございます。 次は、16条の3の関係でございます。住居手当の支給を定めたものでございますが、これにつきましては、人事院勧告に基づくものでありませんで、県が平成6年の4月から郡内では伊那市・駒ケ根市が平成8年の4月から、宮田・中川村が今年9年の4月から改定実施しておりますので、郡の法規研究会で検討をいたしました結果、まだ実施してない町村については来年の4月1日から3,000円に改定実施するように統一したものでございまして、今回提案させていただくものでございます。所有している住宅に居住し、世帯主である者の住居手当の額の改正でございます。現在は新築又は購入後5年間は月額2,500円を支給しておりますが、これを500円アップして3,000円とするもの、また新築または購入後5年間経過したものについては月額1,000円を支給しておりますが、これを2,000円アップして3,000円、要は3,000円に統一するという内容でございまして、これにつきましては来年の4月1日から施行するものでございます。 次に17条の関係、これも通勤手当の支給、これについては17条・18条については通勤手当の関係について定めたものでございますが、これは特に人事院勧告に基づくというものではございません。現在通勤手当につきましては国に準ずることなく通勤距離2㎞未満のものに対しても箕輪町を初め、郡内の町村の多くが通勤手当を支給しておるわけでございますけれども、行政改革の一環といたしまして、職員に理解を願いまして通勤手当2㎞未満のものについては通勤手当を支給しないということにするものでございます。施行日が平成10年4月1日ですので、来年の4月1日からでございますけれども、労働組合との交渉の中で一気にやめてしまうのもどうかということで、通勤距離500m未満については850円を今支給しておりますが、来年4月1日から支給を取り止めると。1㎞未満については、その次の年、11年の4月1日から取り止めると。それから2㎞未満については、3年目の平成12年4月1日から通勤手当は支給しないという経過措置を附則で設けてございます。 次は、第23条第2項の関係でございまして、宿日直手当の額の改正でございます。勤務1回について3,600円を支給しておりますが、200円アップをいたしまして3,800円、ながた保養センターにつきましては、300円の差がございまして、勤務1回について3,900円を支給しておりますけれども、4,100円にするものでございます。これにつきましては施行の日が10年の1月1日ですので、年明けから適用をしていくということでございます。 次のページをおめくりをいただきたいと思います。第26条第1項関係でございます。これは期末手当の関係を定めたものでございますが、3月に支給する期末手当の支給率の改正でございます。今100分の50ということになっておりますが、これを100分の5アップをいたしまして、100分の55となるわけでございますが、平成6年の人事院勧告で12月の期末手当を100分の200から100分の190と、100分の10減らしておりますので、100分の10のうち半分、100分の5が元に戻ったと、こういうことになります。これについて4月にさかのぼって適用するものでございます。次に、今回新たに課長及び課長相当職、局長とか室長とか、そういったことになりますが、そういった職に対する期末手当の支給率の改正でございます。6月については100分の160を支払っておりますが、これを100分の20削りまして、100分の140に、それから12月の支給分につきましては100分の190を支払っておりますが、これを100分の20減額しまして、100分の170とするものでございまして、年明けの1月1日以降から適用をしてまいります。 次は第29条第1項関係でございます。勤勉手当の額ということでございまして、今申し上げた期末手当を100分の20削る代わりに、課長及び課長相当職に対しては勤勉手当を100分の20増やしまして、100分の60を100分の80にするものでございます。なぜこういうことをするのかと言いますと、人事院の勧告の中ではこういった職務についてはより一層成績率、あるいは勤務能力主義を考慮していくべきであるとの考え方に基づくものでございまして、一般職につきましては勤勉手当は100分の60でございますが、6月と12月合わせますと100分の120になります。この100分の120を限度といたしまして、ゼロから100分の120の間で勤勉手当を支給するように考えたらどうかと。また、課長及び相当職については、ゼロから100分の160の間で勤勉手当を支給すると、こういうことを考慮していったらどうかというのが人事院の考え方でございます。また、評定期間中に、勤務評定をするわけですけれども、その評定期間中に停職処分を受けた者については勤勉手当は100分の30、減給処分を受けた者については100分の40、戒告処分を受けた者については100分の50という運用をするように人事院では各省庁に指示をしております。こういった内容を受けて地方公共団体がどういった措置をしていくかということが今後の課題になりますけれども、考え方はそういう考え方でございます。 次に第36条関係、これについては今回の人勧とは直接関係ございません。勤務1時間当りの給与額についての規定の改正でございまして、県におきましては平成8年の4月から実施をしておりますけれども、県からの通知により郡内統一して今回提案するものでございまして、勤務時間1時間当りの給与額の算出方法の改正でございます。これは労働基準法に基づいて行うものでございますけれども、年間の勤務時間は、現行では52週掛ける40時間ですので、2,080時間で計算しております。ですが、年末年始の休日、それと土・日以外の国民の祝日分、これをさらに加えまして、52週掛ける40時間から引くわけでございます。平成10年度の場合の暦を見まして計算をしますと、平成10年度の場合、年末年始の休日と国民の祝日分が16日ございます。これを時間に換算しますと128時間になりますので、差し引きをしますと、今の2,080時間という考え方からその分を引きますと1,952時間となります。これがいわゆる時間外勤務手当の単価に影響するわけでございまして、例えば給料月額30万円の者の1時間当りの時間外勤務手当の単価を比べますと、今の現行では午後10時まで残業した場合の単価は、給料月額30万円の者ですと2,163円になります。これを今の年末年始の休日と国民の祝日分を差し引いて計算をし直しますと、今の現行の2,163円が6.56%アップをいたしまして、2,305円と1時間当りの単価がなります。142円ほど増加するということで、施行するのが来年度からでありますので、4月1日以降からでありますので、予算の中でその分が時間外手当分が伸びるということになります。 別表1・2の関係は給料表の改正でございまして、4月にさかのぼるものでございますけれども、御覧をいただきたいと思います。 次に附則でございます。附則につきましては、第1項及び第2項関係については、施行期日等を定めたものでございまして、それぞれこれまで申し上げてまいりました。 以下、このページにつきましては毎年のことでございますので、説明を省略をさせていただきまして、次の10ページをお開きをいただきたいと思います。上から2番目の第9項でございます。これは通勤手当の経過措置でございまして、先ほど申し上げたとおり、10年度から3カ年で2㎞未満の通勤手当を廃止するものでございます。第10項は給与の内払い規定、第11号は町長への委任規定、これは毎年恒例のものでございます。 次に、第12項・第13項、第14項の関係について申し上げます。第12項でございますけれども、箕輪町議会議員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正でございます。これは用語の整理と議会の議員に対して3月に支給される期末手当の支給率の改正でございまして、100分の50を100分の55で100分の5アップするわけでございますけれども、議員さんについては今年は、つまり年明けの3月については100分の50のままということでございまして、来年から100分の55ということで、施行日が10年4月1日になっております。また13項につきましては、特別職の職員で常勤の者に支給する期末手当に関する特例措置でございまして、特別職の職員で常勤の者に対して平成10年3月に支給する期末手当の支給率を特例としまして、一般職は100分の55支給するわけですが、特別職についても100分の50ということで凍結と。100分の5は今度の3月はアップしないという内容でございます。続きまして、第14項につきましては、教育長に支給する期末手当に関する特例措置でございまして、これも特別職に準じた形で10年の3月については100分の5アップせずに、100分の50とするものでございます。このことにつきましては、国がいわゆる審議官以上の指定職、総理大臣外の特別職及び国会議員につきまして、期末手当100分の5のアップ分を、本年は見送るということを決定をしておりますし、また長野県におきましても、知事以下常勤の特別職5人及び県議会議員について同様に100分の5のアップ分を見送っております。したがいまして、市町村に対しても準則で今申し上げた3項に通知をしてまいりました。これについて素直に受けるのかどうかという点がございまして、去る12月の3日、郡の法規研究会、これは総務課長会でございますけれども、を開いて検討をし、また12月4日の郡の助役会、それから12月の10日の町村会と、3段階でそれぞれ検討をしました結果、やむを得ないであろうという結論になりまして、国・県に準ずることになって今回こういった改正内容になっております。 次のページをお開きをいただきたいと思います。人事院勧告の改定率につきましては、平均1.02%でございますが、級によって率が違っておりまして、御覧いただきますように3級から6級に該当する中堅職員の改定率が1.3%台、7級・8級、当町では課長補佐とか課長相当職でありますけれども、については0.9から0.8の改定率となっておりまして、人事院の勧告の改定率は平均1.02%でありますが、箕輪町で総体的に当てはめますと、1.12%の改定率になります。 なお、後ほど議案第18号以下、各会計補正予算で人勧に係わる人件費の補正予算等が提案がされますけれども、一般会計に係わる必要経費は国保会計、下水道の2会計、あるいは社協へ出すもの、消防組合へ出すもの等を含めまして3,219万円でございます。あと水道会計分で84万、保養センター特別会計では76万6,000円ほどが必要となります。 以上で細部説明を終わります。 ○議長(向山章) これから議案第17号について質疑を行います。質疑ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(向山章) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 議案第17号は、会議規則の規定により委員会付託を省略することに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(向山章) 御異議なしと認めます。したがって議案第17号は委員会付託を省略することに決定いたしました。 これから議案第17号について討論を行います。討論ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(向山章) 討論なしと認めます。 議案第17号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は、原案のとおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(向山章) 御異議なしと認めます。したがって議案第17号は原案のとおり可決いたしました。 日程第3 議案第18号 平成9年度箕輪町一般会計補正予算(第6号) 日程第4 議案第19号 平成9年度箕輪町国民健康保険特別会計補正予算(第4号) 日程第5 議案第20号 平成9年度箕輪町農業集落排水処理施設特別会計補正予算(第4号) 日程第6 議案第21号 平成9年度箕輪町公共下水道特別会計補正予算(第4号) 日程第7 議案第22号 平成9年度箕輪町保養センター特別会計補正予算(第3号)以上、5議案を一括して議題といたします。 事務局長に議案を朗読いたさせます。事務局長。 ◎事務局長(柴恒年) 議案朗読。 ○議長(向山章) 提出者の説明を求めます。町長。 ◎町長(井沢通治) 議案第18号から議案第22号までの、平成9年度箕輪町一般会計補正予算(第6号)並びに各特別会計補正予算について、一括して提案理由の説明を申し上げます。なお、今回はそれぞれの議案が給与に関するものだけでございますので、それぞれ担当課長からの補足的な説明はございませんので、それぞれの議案書を見ながら提案を申し上げますので、お聞き取りをいただきたいと思います。 今回の補正は、議案第17号の、箕輪町一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例に基づき、給与改定などによる必要額を補正いたすものであります。 まず、議案第18号 平成9年度箕輪町一般会計補正予算の(第6号)について、2ページの歳入歳出予算補正で申し上げます。 一般会計で支給する職員の給与費のほか、国民健康保険特別会計、農業集落排水処理施設特別会計、公共下水道特別会計における職員の給与費としての繰出金並びに伊那消防組合職員の給与費、社会福祉協議会に委託などをしている事業職員の給与費などの負担分をそれぞれ措置したものであり、給与改定必要額は3,219万円であります。このための補正財源は、予備費に留保してあったものを組み替えて補正をするものでありまして、予算の総額は変わりません。 次に、議案第19号 箕輪町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)についてであります。 第1表の事業勘定では、一般会計から55万7,000円を繰り入れ、給与改定分を措置するものであり、予算のそれぞれの総額を11億6,195万8,000円とするものであります。また、診療施設勘定では、52万5,000円を予備費から組み替えて職員給与費を措置するものであります。 次に、議案第20号 箕輪町農業集落排水処理施設特別会計補正予算の(第4号)についてであります。 この会計におきましても、給与改定分の職員給与費について、一般会計から48万5,000円を繰り入れ措置いたすもので、予算の総額をそれぞれ8億3,740万6,000円といたすものであります。 また、議案第21号 箕輪町公共下水道特別会計補正予算(第4号)につきましても、同様に一般会計から75万9,000円を繰り入れて、職員給与費改定分を措置するもので、歳入歳出それぞれの総額を15億113万2,000円とするものであります。 最後に、議案第22号 箕輪町保養センター特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。 この会計についても、給与改定に係わる職員の給与費の補正であります。収益的収入及び支出の補正で、予備費に留保してあったものを営業費用に組み替えるものであり、予算の総額は変わりません。 以上、申し上げたとおりでありますが、よろしく御審議・御決定をお願いをいたします。 なお、この議案に直接は関係ございませんが、昨日発表された国の2兆円減税を含む景気浮揚策について、町の財政への具体的な影響はわかっておりませんが、下水道等遅れている部分の公共投資を優先すべきこと、景気浮揚策を図るべきとしてきた観点から歓迎すべきものと受け止めておりますが、予想される税の減収につきましては、減収補填債等が準備をされると思いますので、決まればこれを求めてまいる考え方であります。 以上ですので、よろしくお願いをいたします。 ○議長(向山章) これから議案第18号から議案第22号までを一括して質疑を行います。質疑ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(向山章) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 議案第18号は、会議規則の規定により委員会付託を省略することに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(向山章) 御異議なしと認めます。したがって議案第18号は委員会付託を省略することに決定いたしました。 これから議案第18号について討論を行います。討論ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(向山章) 討論なしと認めます。 議案第18号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は、原案のとおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(向山章) 御異議なしと認めます。したがって議案第18号は原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。 議案第19号は、会議規則の規定により委員会付託を省略することに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(向山章) 御異議なしと認めます。したがって議案第19号は委員会付託を省略することに決しました。 これから議案第19号について討論を行います。討論ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(向山章) 討論なしと認めます。 議案第19号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は、原案のとおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(向山章) 御異議なしと認めます。したがって議案第19号は原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。 議案第20号は、会議規則の規定により委員会付託を省略することに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり)
    ○議長(向山章) 御異議なしと認めます。したがって議案第20号は委員会付託を省略することに決定いたしました。 これから議案第20号について討論を行います。討論ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(向山章) 討論なしと認めます。 議案第20号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は、原案のとおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(向山章) 御異議なしと認めます。したがって議案第20号は原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。 議案第21号は、会議規則の規定により委員会付託を省略することに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(向山章) 御異議なしと認めます。したがって議案第21号は委員会付託を省略することに決定いたしました。 これから議案第21号について討論を行います。討論ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(向山章) 討論なしと認めます。 議案第21号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は、原案のとおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(向山章) 御異議なしと認めます。したがって議案第21号は原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。 議案第22号は、会議規則の規定により委員会付託を省略することに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(向山章) 御異議なしと認めます。したがって議案第22号は委員会付託を省略することに決定いたしました。 これから議案第22号について討論を行います。討論ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(向山章) 討論なしと認めます。 議案第22号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は、原案のとおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(向山章) 御異議なしと認めます。したがって議案第22号は原案のとおり可決されました。 会議の途中でありますが、ここで昼食のため暫時休憩といたします。再開を午後1時15分といたします。      午前11時54分 休憩      午後 1時14分 再開 ○議長(向山章) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 日程第8 議案第23号 安心してかかりやすい医療保険制度の充実を求める意見書の提出についてを議題といたします。 事務局長に議案を朗読いたさせます。事務局長。 ◎事務局長(柴恒年) 議案朗読。 ○議長(向山章) 提出者の説明を求めます。21番 三井議員。 ◎21番(三井清史) それでは趣旨説明を行いますけれども、請願7号と請願6号とは、大変関連もございますので、2請願を一緒として意見書を出すことにしたものでございます。 本年9月1日から医療保険が改正されまして、患者負担が増大しました。この結果、生活に大変負担となりまして、病気になっても安心して医療が受けられないのではないかという大変な不安が生じているところでございます。少子化、高齢化に対する観点から、いつでも、どこでも、誰でも安心してかかれる医療保険制度の確立を求めて意見書を提出するものでございます。意見書の趣旨につきましては、ただいま局長の朗読のとおりでございますので、よろしく御審査・御決定をお願いいたしまして、関係機関に送付できますよう、よろしくお願いをいたします。以上です。 ○議長(向山章) これから議案第23号について質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(向山章) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 議案第23号は、会議規則の規定により委員会付託を省略することに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(向山章) 御異議なしと認めます。したがって議案第23号は委員会付託を省略することに決定いたしました。 これから議案第23号について討論を行います。討論ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(向山章) 討論なしと認めます。 議案第23号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は、原案のとおり意見書を提出することに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(向山章) 御異議なしと認めます。したがって議案第23号は原案のとおり意見書を提出することに決定されました。 日程第9 議案第24号 出版物再販制の廃止に反対する意見書の提出についてを議題といたします。 事務局長に議案を朗読いたさせます。事務局長。 ◎事務局長(柴恒年) 議案朗読。 ○議長(向山章) 提出者の説明を求めます。11番 漆戸宗男議員。 ◎11番(漆戸宗男) それでは議案第24号につきまして、説明を申し上げます。 現代、電波・無線を通じての情報化時代の到来とは言え、出版物による情報はそれなりの機能と特性を所持し、今後においても当該分野への必要性は低下をしないものと思われます。当制度の上に立って果たしてきた役割をむしろ評価されるべきであって、行政改革の理念は尊重するものの、意見書の趣旨・内容につきましてはただいま事務局長朗読のとおりであります。よろしく御審議・御決定をいただき、関係機関への提出を願うものであります。以上です。 ○議長(向山章) これから議案第24号について質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(向山章) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 議案第24号は、会議規則の規定により委員会付託を省略することに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(向山章) 御異議なしと認めます。したがって議案第24号は委員会付託を省略することに決定いたしました。 これから議案第24号について討論を行います。討論ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(向山章) 討論なしと認めます。 議案第24号を採決いたします。 お諮りいたします。 議案第24号は、原案のとおり意見書を提出することに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(向山章) 御異議なしと認めます。したがって議案第24号は原案のとおり意見書を提出することに決定されました。 日程第10 議案第25号 WTO協定の改定を求め、食糧の自給率向上及び食品の安全性確保に関する意見書の提出についてを議題といたします。 事務局長に議案を朗読いたさせます。事務局長。 ◎事務局長(柴恒年) 議案朗読。 ○議長(向山章) 提出者の説明を求めます。11番 漆戸議員。 ◎11番(漆戸宗男) 議案第25号につきまして、提出者として説明を申し上げます。 WTO協定の改定を求め、食糧の自給率向上及び食品の安全性確保に関する意見書の内容でございますが、我が国の農業を守る、すなわち生産者が意欲的に取り組め、しかも魅力ある農業とする自助努力というものも肝要でありますけれども、農業政策への課題が大変多くあります。意見書の趣旨につきましては、ただいま事務局長の朗読のとおりでございます。よろしく御審議・御決定の上、関係機関への提出を求めるものでございます。よろしくお願いします。以上です。 ○議長(向山章) これから議案第25号について質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(向山章) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 議案第25号は、会議規則の規定により委員会付託を省略することに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(向山章) 御異議なしと認めます。したがって議案第25号は委員会付託を省略することに決定いたしました。 これから議案第25号について討論を行います。討論ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(向山章) 討論なしと認めます。 議案第25号を採決いたします。 お諮りいたします。 議案第25号は、原案のとおり意見書を提出することに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(向山章) 御異議なしと認めます。したがって議案第25号は原案のとおり意見書を提出することに決定いたしました。 日程第11 議案第26号 保育施策の充実を求める意見書の提出についてを議題といたします。 事務局長に議案を朗読いたさせます。事務局長。 ◎事務局長(柴恒年) 議案朗読。 ○議長(向山章) 提出者の説明を求めます。21番 三井議員。 ◎21番(三井清史) それでは保育施策の充実を求める意見書の趣旨説明を行いますけれども、児童福祉法が改正されまして、平成10年度から施行になっているところでございます。保育施策の充実は、いわゆる急速に進む少子化問題に対する観点からも大変重要であり、安心して子供を生み、育てられる環境をつくることが最大の課題となっています。財政構造改革の中にあっても、保育施策に必要な財源は利用者の保育料の増大ではなく、公費投入割合の拡大によって措置すべきよう意見書を提出するものでございますけれども、趣旨についてはただいま局長朗読のとおりでございます。よろしく御審議・御決定をお願いいたし、各関係機関に送付できますよう、お願いを申し上げます。 ○議長(向山章) これから議案第26号について質疑を行います。質疑ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(向山章) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 議案第26号は、会議規則の規定により委員会付託を省略することに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(向山章) 御異議なしと認めます。したがって議案第26号は委員会付託を省略することに決定いたしました。 これから議案第26号について討論を行います。討論ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(向山章) 討論なしと認めます。 議案第26号を採決いたします。 お諮りいたします。 議案第26号は、原案のとおり意見書を提出することに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(向山章) 御異議なしと認めます。したがって議案第26号は原案のとおり意見書を提出することに決定いたしました。 日程第12 議案第27号 総合的難病対策の早期確立を求める意見書の提出についてを議題といたします。 事務局長の議案を朗読いたさせます。事務局長。 ◎事務局長(柴恒年) 議案朗読。 ○議長(向山章) 提出者の説明を求めます。21番 三井議員。 ◎21番(三井清史) それでは、総合的難病対策の早期確立を求める意見書の趣旨説明を行いますけれども、難病患者等の療養生活を支えるため、医療保険や公費医療、介護保険等の社会制度の拡充が強く望まれているところであります。難病医療の公費負担制度のこの度見直しによりまして、患者への医療費の一部負担を導入することなく、希望に応じて安心して医療が受けられ、難病患者や家族が毎日を生き甲斐を持って過ごすことのできる、いわゆる総合的難病対策の早期確立を要請するためのものでございますけれども、趣旨については、ただいま局長朗読のとおりでございます。よろしく御審査・御決定をしていただきまして、関係機関へ送付できますよう、よろしくお願いをいたします。 ○議長(向山章) これから議案第27号について質疑を行います。質疑ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(向山章) 質疑なしと認めます。 ここでお諮りいたします。 議案第27号は、会議規則の規定により委員会付託を省略することに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(向山章) 御異議なしと認めます。したがって議案第27号は委員会付託を省略することに決定いたしました。 これから議案第27号について討論を行います。討論ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(向山章) 討論なしと認めます。 議案第27号を採決いたします。 お諮りいたします。 議案第27号は、原案のとおり意見書を提出することに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(向山章) 御異議なしと認めます。したがって議案第27号は原案のとおり意見書を提出することに決定いたしました。 日程第13 箕輪町議会議員の定数に関する調査研究結果についてを議題といたします。 議員定数研究特別委員会は、昨年の9月議会定例会において発足し、以来1年有余、この間、委員長を中心に精力的に調査に取り組まれてまいりました。しかし、この度その調査の終結を見、この報告書が議長あてに提出されました。報告書はお手元に配付し、写しのとおりであります。 事務局長に、議員定数研究特別委員会からの報告書を朗読いたさせます。事務局長。 ◎事務局長(柴恒年) 報告書朗読。 ○議長(向山章) ここで委員長の説明を求めます。4番 浦野恒男議員、4番。 ◎4番(浦野恒男) 委員会の報告を申し上げます。 ただいま詳細にわたった文章を事務局長朗読していただいたとおりでございますが、昨年9月から8回の検討委員会と、その間には区長会の御意見、あるいは町の行政関係に係わる皆さんの、関係機関の御意見を聞いてるる研究した結果、この文章のとおりでございます。現状22人とする結論に至った次第でございます。 ○議長(向山章) 委員長の報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(向山章) 質疑なしと認めます。 以上で特別委員長の報告は終わりました。 委員長から報告のありました、箕輪町議会議員の定数に関する調査研究結果について討論を行います。討論ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(向山章) 討論なしと認めます。 特別委員会の調査報告に対する採決をいたします。 お諮りいたします。 本件は、お手元にお配りいたしました委員会報告書のとおり決定することに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(向山章) 御異議なしと認めます。したがって箕輪町議会議員の定数に関する調査研究結果については、委員会報告書のとおりと決定いたしました。 これで箕輪町議会議員の定数に関する調査研究に関する調査については、この報告書をもって終了いたしました。大変長い間御苦労さまでございました。 日程第14 閉会中の継続審査についてを議題といたします。 議会閉会中の継続審査の申し出については、お手元に配付してあります申出書写しのとおりであります。 お諮りいたします。 総務文教常任委員長から申し出のありました、陳情受理番号第10号 長野オリンピックへのブルーインパルスの開会式への出演中止を求める陳情書及び陳情受理番号第19号 長野オリンピックへのブルーインパルスの出演中止を求める陳情書を、閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(向山章) 御異議なしと認めます。したがって総務文教常任委員長から申し出のとおり、陳情受理番号第10号及び陳情受理番号第19号を、閉会中の継続審査とすることに決しました。 次に、経済建設常任委員長から申し出のありました、陳情受理番号第13号 時間外労働の労働時間の男女共通規制など、労働者の労働条件と権利を守り、拡充する労働法制の改正を求める陳情、及び陳情受理番号第15号 建設省の地方出先機関の独立行政法人化反対等を求める陳情書、陳情受理番号第16号 防災・生活関連公共事業費の拡大と、事務所・出張所の機構の拡充等を求める陳情書を、閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(向山章) 異議なしと認めます。したがって経済建設常任委員長から申し出のとおり、陳情受理番号第13号、第15号、第16号を、閉会中の継続審査とすることに決しました。 日程第15 諸般の報告を議題といたします。 初めに総務文教委員長から、委員会の所管事務等の調査活動結果の報告があります。総務文教常任委員長の報告を求めます。総務文教委員長。 ◎総務文教委員長(太田光政) それでは行政の研修視察の結果と報告でございます。 総務文教委員会は、11月12日・13日・14日の3日間の日程で行政視察を行いました。まず最初に、群馬県の南牧村の農業農村情報連絡施設を研修したわけでございます。これは「なんもくふれあいテレビ」ということでございます。現在の社会情勢は、高度な情報化時代を迎えているわけでございます。特にCATVの普及については関心が高く、その点南牧村の最も新しい優れた施設と聞いているわけで、その施設等を見せていただき、その立派さに全く驚いたわけでございます。この南牧村の施設はすべて自主放送で、自分たちでやっているわけでございます。その内容等を少しお話をしますと、受信点の整備等は2カ所受信点を持ち、1カ所を予備受信点にしているわけでございます。これは大小の集落が散在しているために映像が劣化しないように光ケーブルを利用していることでございます。また、告知放送受信機で再放送が可能になっております。自主放送のため、どこからでも移動中継車を使って生放送ができるようになっております。多種電送装置ということで役場、またはセンターからお知らせ等一般放送ができるようになり、また区長宅より簡単な操作で放送も可能になっております。村内95カ所一斉に文書が送付することができる。また、区長宅からは役場への報告書等を簡単に送ることができる。また農業気象観測についても、気象ロボット等により1時間ごとに映像処理をしたものが見ることができる。また有線電話器も各戸に貸与している。またNTTの電話を同じ番号を使って下4ケタで無料で通話ができるようになっており、非常に簡単でございます。また一番素晴らしいなあと感じたのが、在宅健康管理のシステムでございまして、一般家庭に設置した端末機は、音声ガイド付きで血圧とか脈拍・体温の測定をして、ICカードに記憶させていることでございます。またそれがテレビの電送路を使ってセンターに上げられ、保健婦が日々健康をチェックして音声指導したり、訪問指導に役立っていることでございます。この以上のような立派な農村テレビの施設を見てきたわけでございます。当箕輪町ではいかがなものか。いろいろの問題点があると思うわけでございます。農協の有線の問題、また現在引かれている伊那ケーブルテレビの問題等々早い時期に三者の話し合いができて、箕輪町も一日も早いこういう結果に持っていっていただきたいと、こんなことをお願いをするわけでございます。ちょっと申し遅れましたが、皆さんにお配りした行政研修視察の結果報告書というものがいかれておりますので、ごく簡単でございますが、報告をさせていただきます。数字等はこの報告書を見ればわかるようになっております。 次に、視察は東京のサンシャインの中にある「日本農村情報システム協会」というところでございます。この協会の役割等は、農村・農業の様々な関連情報を素早く収集・分析処理をして関係者に提供し、合理的な意思決定を助ける情報システムのつくり、農業など、地域産業の開発、農山漁村地域の生活文化の向上を促進するということで、農林水産省・郵政省・通商産業省、三省共管の下に運営されている施設でございます。業務の内容を見ると、オペレーターの教育養成、放送番組の提供、または資料また情報の収集・提供、実施計画等、市町村、農協、また行政などの委託作成工事など設計、施行管理、その他研修会の実施等を行っているところで、この中で特に素晴らしいなあと見たのが、農業気象情報の正確さには全く驚きました。地区の1㎞ぐらいの差があっても、その1㎞の差が出るということでございます。そのデータを私たちも実際に見たり、指導を受けたわけでございますが、説明を受ける中で、実際に見ていて次の日を予測していただいたところが、ピッタリ言った時間どおりに何分間の差もなく次の日に雨が降ったと、こういう素晴らしい施設でございました。このような正確なデータ、また畜産物の育成管理、出荷されるに、経営の分析まですべてできるというシステム等を聞いて、その必要性を痛感したところでございます。 次に、藤枝市中部学校給食センターの視察でございますが、藤枝市の学校給食の改善も先のO-157の検出によることもあると思うが、子供の栄養の問題もあると思います。ただ単に栄養補給の給食が、栄養のバランスに配慮しなければならない時代にきているということだと、こんなふうに思っているわけでございます。このセンターの最新設備は、フルドライシステムと言って、セラミック系の床材を使用し、床に水を絶対にこぼさない、流さないというシステムでございます。これは抗菌性、耐薬品性、耐熱性に非常に勝っていると、こういうことでございます。また、食材の搬入から雑菌対策、食材搬入エリアを分けるようになって、肉類、魚類、豆とか野菜、果物、すべて搬入のエリアが分かれております。洗浄から消毒まではすべて機械化されているということでございます。また調理室と外部の作業所が完全に遮断されていることで、見学に出かけて行ってもガラス越しに中を見ることしかできないわけであります。そのエリアがあるために床が全然濡れていないということで、作業衣も非常に軽いスタイルで、何か事務員が飛んで歩いているような形でございます。センターの面積等は非常に大きいわけで、5,200平米、それからそのセンターは、ここも同じことだと思いますが、保護者負担が食材のみと、こういうことでございます。調理能力は6,300食というセンターでございます。現在その中部の学校給食センターは、現在550食つくっているということでございます。一番素晴らしいなあと思ったことが、給食の残飯・残菜の堆肥化でございまして、大体残るものが17%から18%くらい残飯・残菜で残るようでございますが、高速発酵処理機と言って、2,500万ぐらいの機械だそうですが、日量400㎏ということで、月曜から金曜日まで残菜・残飯が集まったものをそのタンクに入れて、48時間で完全に発酵、袋詰めになって出てくるという素晴らしい機械で、それを公のところへ肥料として配布するようでございます。 次に、掛川の生涯学習でございます。昭和54年に全国に先駆けて「生涯学習都市宣言」をいたしましたところでございます。庁舎を、通称「生涯学習の総本山」と言っております。敷地が3万8,000平米くらいあって、鉄筋コンクリートで地下1階地上6階で、エレベーターも2基ついております。駐車場は大体500台くらいの規模で持っております。総事業費61億3,540万という、素晴らしい庁舎でございます。 次に、生涯学習の運動については、掛川市生涯学習の発想の原点、これは非常にやっぱり過疎化したそうでございます。東京一極集中問題がクローズアップして、これではいけないということで生涯学習を始めたようでございます。 なぜ生涯学習をするのかということはそういうことと、人生を楽しくよいまちづくりということ、また公平・公正・安心なまちづくりということでございます。この生涯学習の特色というのは、行政は学習の機会情報を提供する。市民はまちづくりの担い手として人づくり、自分づくりをするということが特色のようでございます。 運動の歩みというものも、成功体験を積み重ねることによるムードをつくる、それをピーアールするということでございます。生涯学習の、市長さんは非常に反対する人も多いようでございますけれど、住民との対話集会というのが非常にお得意で、年に200回ぐらいやっているそうでございます。 実践活動ということでございますが、満場総立的に、意識的に計画的に我がまちの歴史とか文化、生涯学習の人材の紹介、成人式後の10年ごとの節目の人生を味わう催しとか、そういうものを取り上げているようでございます。 今後の課題展望ということは、今までは竹やぶ学習と言って、トップがざわざわざわざわ上で動いているようなことでありましたが、これからは竹の子生涯学習と言って、住民が下から持ち上がってくる学習でなければならないだろうと、こういうことでございます。現実にはなかなか位置付けることが難しいと。そんなことで一応説明をしていただいた方が生涯学習総本部長といった、係長クラスだろうと思いますが、1時間半の予定で講話を聞いたわけですが、まず「立て板に水を流す」勢いで、1秒の時間も惜しいくらいの弁舌で、すごいものがあったと。相当勉強しているんだなあという感じは受けたわけでございます。 それからもう1つ驚いたことには、掛川市というところには集会所とか公民館という、そういう施設が全然ないということです。何を利用するかと言えば、学校を子供、先生、父兄等でみんなで開放して使っているそうでございます。というのは、学校というのは地域の太陽であるという理念の中で、学校が生涯学習の中心的な集まりの場所だと、こういうようでございます。 一番よくおしゃべりをする方も、どうしても生涯学習というのは型に現れ、目に見えないということで、非常に俺たちも苦慮しているんだと、そんな話でございますが、見たところ何の変哲もないまちでございまして、箕輪町とはあまり変わらないようでございますが、何か見て市長のやり方が、みんなでやっているんだなあという、市庁舎の中を歩いても非常に立派で、何かジーンとくるところがあったような気もいたします。そんなことを報告をいたしまして、研修の成果にさせていただきます。 ○議長(向山章) 総務文教委員長の報告に対する質問を行います。質問ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(向山章) 質問なしと認めます。 これで総務文教委員長の報告は終わりました。 次に、平成9年度全国町村議会議長会主催の、海外地方行政調査団に参加された方々からの報告を求めます。 初めに、8番 柴文弘議員から報告を求めます。8番。 ◆8番(柴文弘) 報告をする前に一言お断りを申し上げたいと思います。本来ならば、この定例議会中に皆さん方のお手元に全国議長会よりの報告書が届いているわけでございますけれども、どういう都合でありますか、現在に至るも届いていないわけでございます。したがいまして、届き次第、皆さん方のお手元に配付したいと考えておりますので、お願いしたいと思います。 それでは報告に入ります。 私たちは10月の27日から11月の6日まで、オセアニア班、ニュージーランド・オーストラリアの調査視察をしてまいりました。若干硬くなると思いますけれども、全部報告することは時間的に無理でございますので、抜けた部分は一緒に行きました丸山議員の方から網羅していただけると、こういうふうに信じておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 10月27日、14時30分 成田空港特別待合室において、議員32名、随行員2名、添乗員2名、一行36名の結団式を行いました。17時20分 日本航空90便にてオークランドへ、所要時間、これは14時間かかります。途中クライストチャーチにて入国手続き、10月28日11時20分、オークランド、これはニュージーランドは北と南の島に分かれておりまして、オークランドは北の方になります。ノースアイランドでございますが、到着。バスにて市内視察。ニュージーランドは春から夏への季節で、朝夕は冬で日中は夏という表現を使うようでございまして、まさにぴったりの表現でした。時あたかもヤエザクラ、シャクナゲ、スミレなど満開で、私たちを歓迎してくれました。 まちはすっきりとした感じで、電柱はほとんどなく、これは地中埋設方式と言いますか、そういう格好を取っているようでございます。看板類は規制されており、多くは見かけませんでした。また行き交う乗用車の多くは日本車で、日本にいるような錯覚すら起こしそうになります。日本からの中古車の輸入は年間6万台と言われ、高速道路は無料とのことであります。 10月29日、公式訪問で、アカクラ地域議会訪問、人口3万9,300人、世帯数1万5,000世帯、議員選挙は3年ごとに行われ、遊説は一切なく、企画に合ったポスターの提出のみで、企画に合わないものは撤去されてしまうそうでございまして、当箕輪町の選挙とはえらい違いでございまして、箕輪町でもそういう格好になればまことにすっきりするんじゃないかなあというふうに感じたわけでございます。市長は直接選挙で選ばれ、議会の議長も兼ねているということで驚きました。ちなみに市長の報酬は、年額5,410ドル、1ドルが大体90円の換算でございます。議員報酬は年額5,950ドル、月1回と週1回の委員会があり、議会出席ごとに115ドルの手当が出るそうでございます。高齢化は30%であり、少子化対策は考えていない。これは、この国は気候が温暖で住み良く、移民が入ってくるので心配することはないということで、変なところで納得をしたわけでございます。 環境対策について、ごみ処理については、かっては焼却処理を行っていたが、ダイオキシンなど大気汚染を考えて現在は行っていないと。プラスチック・アルミ缶等はリサイクルを行っているが、行政は収集せず、業者が回収処理している。またかっては石炭による火力発電を行っていたが、効率が悪いことや、大気汚染の原因であるため現在は稼動をしていなく、動力源はもっぱら水力発電であります。その他これからの課題としまして天然ガス、風力発電等も研究をしているとのことでございました。 紫外線対策、オゾン対策でございます。御存じのように強烈な紫外線はあらゆる自然界に悪影響を及ぼし、特に人体には皮膚ガン等を発生させる原因と言われております。パパクラ市では日照時間により警戒を発して、市民はサングラスや帽子を着用、日焼け止めクリームの使用、長袖シャツ等で予防に努めているということでありました。 10月30日、オークランドに別れを告げて、1時間20分の飛行時間でニュージーランド南の島、サウスアイランドでございます。クライストチャーチ到着、専用バスで市内視察、まちの中が緑いっぱいというのが普通の表現ならば、ここクライストチャーチは、緑の中にまちがあるという表現がぴったりであります。それもそのはずガーデンシティー、庭園都市と呼ばれており、まちの中心から歩いて5分のところにあるパグレー公園は、その広さ何と182haもあり、植物園はヤエザクラ、ツツジ、シャクナゲ、ライラックなど、日本でもお馴染みの花が今を盛りと咲き誇っており、またいろいろな樹木が日本では想像もできないくらい長く太く、大きなものばかりで圧倒されてしまいました。クライストチャーチの感想は、広大な土地に対して人口密度が少なく、緑と美しい花に囲まれた生活、人それぞれが実にゆったりとしていて、こせこせしていない。自動車の運転も安全第一で、モーターバイクはほとんど見ることがなく、乗用車とバスで、その他は自転車が時折行き過ぎていく程度でございます。ここでは自転車に乗るにはヘルメットの着用が義務付けられており、違反すると罰金とのことで、子供から大人まできちっとその規則を守り、整然としたマナーが好感さえ与えます。それに比べ、日本人の交通マナーのひどさには考えさせられるものがありました。心のゆとり、心の豊かさこそが、これから21世紀を迎える我々に与えられた課題ではないだろうかと考えたところであります。 途中シドニーに寄りまして、11月の1日クライストチャーチに別れを告げ、オーストラリア・タスマニア島に向かう途中、シドニーに寄ったわけでございますが、その印象を一言申し述べます。シドニー市内視察時間約3時間という短いものでしたが、市内の電柱はほとんど木製のものを使用していたのが印象でございました。次にボンダイビーチ海水浴場は、多くの海水浴客で賑わっていたわけでありますが、青い海と青い空と青く澄んでおり、素晴らしい景観でしたが、ただハエが多く閉口いたしました。 続いて、2000年に開催されるシドニーオリンピック建設現場を見ることができました。水泳競技場はすでに完成し、競技に使用されており、陸上競技場もほぼ完成し、その他施設は日本大手ゼネコンの手により工事が進められている状況でした。ここもどういうことかハエが非常に多くて、果たしてここでのオリンピック開催が成功するものであろうかという、この問題をいかにクリアしていくのか考えさせられた一時でございました。 11月2日、タスマニアとホバート市内視察でございます。タスマニア島は、オーストラリア大陸がポツンと落とした涙のような島と表現されるようですが、面積は北海道とほぼ同じ大きさで、1642年、オランダ人 アベルタスマンによって発見され、19世紀の初めイギリスの受刑植民地として開拓が進められて、受刑者の労働による遺跡が点在し、現在も大切に保存されておりました。ここタスマニアは島全体がみずみずしく、牧歌的であり、起伏に富んだ地形であります。それゆえホバートからバスで1時間半くらい離れたリッチモンドを訪れた時のこと、今までの青空がにわかに曇り、スコールのような激しい雨が降り始め、雨が小降りになると今度はあられになり驚きましたが、この地方の気象状況では当り前なことだそうであります。タスマニアではアワビ、カキやサーモンの養殖を行い、日本へ輸出をして、変わったところではソバも輸出しているとのことでした。リンゴも栽培されておりますが、渋味を感じて、とても私たちの国では合う代物ではありませんでした。 11月3日、公式訪問地ヒホンバレー市市議会、人口1万3,500人、議員数9人、任期4年で2年で半数が改選で、市長は議員の互選によって選出され、任期は2年ということで、投票は郵送投票であるそうでございます。ここの行政の3つのテーマは、責任ある財政、戦略的運営、地域住民との話し合いで、目標として、いかにして環境を保護しながら産業を育てていくのが課題であり、この美しい自然が人を動かし、自然があるから人が訪れる。要するに観光です。ゆえに水質管理、廃棄物から出る排水管理を行っている。これはそばを流れるヒホン川でサーモン・サケの養殖を行っており、大変重要なことであり、また汚水処理に対しては数年来力を入れており、汚水リサイクルも行っているとのことでありました。この島に空気汚染測定器を設置し、観測所で汚染度を測定しているとのことで、環境に対する取り組み、リサイクル、ごみ処理については、地域のグループをベースに行っている。行政としてはパンフレット、ラジオや新聞等により意識の向上を図っている。学校においてはカリキュラムを組み教育しているということであります。オゾン層については、タスマニアにおいてはオゾン層を破壊する物質は一切使っていないと、こういう自信を持ったくらいでございますし、紫外線警報についてはデータを集め、南極からの情報が入るので、州政府がテレビ・ラジオを通じて市民に知らせているということであります。 続いて、すぐ近くのヒホンビル小学校を訪問いたしまして、ここでは先生と生徒による湿地帯の再生プロジェクトを見学してまいりました。学校のすぐそばにある湿地帯が、ヤナギの木の成長により水の流れが悪いため、生態系を自然に戻すために水質の汚濁、水中生物、固形物、透明度、ペーハーを調査し、自然と人間との係わりを学びながら環境の大切さを学ぶ姿に、この国の自然に対する取り組みの姿勢を感じ取った一時でありました。 ニュージーランド・オーストラリア共に、まちには自動販売機の設置はなく、当然にも空き缶公害もなく、またタバコのポイ捨てを見ることはありませんでした。海外から見た日本には、タバコ、酒の自動販売機が設置されていると聞くと、外国の人は大変驚くそうであります。それは、自動販売機には常にお金があり、犯罪の基であることで設置されない。ただ1カ所シドニーの空港で見かけただけでありました。 また、付け加えますれば、オーストラリア・ニュージーランド共に冬季間の家庭での暖房はマキを使用し、灯油・電気等は一切使用していないということであります。各家庭の屋根には煙突も見え、朝・夕方になるとうっすらと煙が上がっておりました。自然保護、環境保全の先進地から多くのことを学んだ海外研修でした。 この機会をいただいた皆さんに心から感謝を申し上げて、簡単ではありますが、報告にさせていただきます。 ○議長(向山章) 御苦労さまでございました。 ただいまの報告に対する質問を行います。質問ありませんか。…… また後で、丸山議員の後、またあったらお願いしたいと思います。 次に、10番 丸山泰正議員から報告を求めます。10番。 ◆10番(丸山泰正) 後番になりまして、抜けたところを充足するという約束でございますので、なかなか難しいと思っておるわけでございます。 今回の海外視察団のオセアニア班の一員として参加できましたことは、私にとってこの上もない光栄でございました。町当局、議会の皆様に心から感謝を申し上げる次第でございます。研究の本当の一部を感じたままに報告をさせていただきたいと思います。 日一日と寒さを増す信州から、一日一日が暖かさを増す初夏のニュージーランド、14時間ほぼ満席の機内から解放されてオークランド空港に降り立った時には、光は目に染みるくらい強く、緑と花、特に芝生の緑は本当にきれいでございました。バスの沿道を敷き詰めたように芝生が続いておりまして、市街地まで所々に放牧場があり、羊がい、また馬がい、乳牛がいるという場所を通り過ぎまして住宅地へ入りましたけれども、レンガ造りの小じんまりとした造りで、赤瓦の屋根で、庭の緑と本当にマッチした素晴らしい光景でございます。どの家も庭が敷き詰めてあって、一年に一度くらいガーデンコンクールというのが開かれるというようなことでございました。花は草花ばかりでなく、花木、先ほども言いましたようにシャクナゲとかいろいろの花で目を見張るものがございました。この芝生は一年中青いというようなことでございますので、ちょっと気温を調べてみましたところ、オークランドで夏は2月が一番高くて、平均最高気温と言うんですか、23℃、30度以上に上ることはないということです。冬は7月が一番寒くて最低平均気温が8℃くらい、零度以下になるということはないということなんだそうです。クライストチャーチでさえも夏最高平均が21℃、二十七、八度が一番高いというようなことでした。冬は最低平均気温が1.3℃ということで、これもまた零下以下になることはほとんどないと、こんなようなことでございます。その後で訪ねたオーストラリアの、先ほど報告のありましたタスマニアのホバートでも、緯度は同じくらいだが、ホバートとクライストチャーチと大体緯度が同じだそうです。同じくらいだが、やはり平野部では霜の降りる日は年に一回あるかないかというような、こんな温暖な気候であります。ちなみにこの緯度は南緯、クライストチャーチ、ホバートとも南緯42度から43度くらいのところにあるそうです。ちなみにこれを北緯に直しますと、ちょうどこの四十二、三度というところは、地図で見ますと函館の少し北くらいになるわけですが、こちらの暖かさには本当に驚きました。海流の関係だというようなことでございました。それにつけてもニュージーランドとオーストラリアは共に旅行客に日本人の多いことには驚きました。ニュージーランドのマウントクックでは80%と言っていましたし、シドニー郊外のクレッズウッドという牧場を尋ねましたが、ここでも70%というような言い方、ちょっとこの70%は怪訝なものでございますけれども、70%というような言い方もしていました。クライストチャーチの中心部に、先ほどの公園の真正面に大聖堂という教会があるわけでございますけれども、この近辺には日本名の寿司屋さん、料理店、土産品店、秋葉原というような土産品店もあったり幾軒もありますが、その中の一軒に私ども入りましたら、私は諏訪の角問新田のすぐ隣り村の生まれだと。この3月豊南短大を卒業してここに就職したんだという女の子がおりまして、驚いたり、また懐かしかったりしたような次第でございます。そのくらい日本人が多いということでございます。また、日本車の多いことも先ほど柴議員の報告のとおり驚きました。それがほとんどあの国、オーストラリアもそうですけれども、路上駐車で、駐車場というものがほとんどなく、車のモータープール的に固まっているのはほとんど自動車販売店でした。あとは大概路上駐車で、それだけ道路の幅も広く取って両側に駐車スペースを取ってあると、こういうことでありまして、中古車とは言え、日本車の並んでいるのを見ながら、バスで走るのもえらい悪い気分ではありませんでした。およそ80%というのは、先ほど柴議員の言うとおりでございます。 今回の研修テーマの一つに、行政改革の敢行という項がありまして、それにつきオークランド近郊のパパクラ、先ほどの柴議員の報告のとおりでございます、パパクラ市議会を訪ねました。市長がちょうど不在でございましたけれども、トムさんという方が説明していただきました。この方はここで言えば助役さんということでしょうか、その選び方がまた違っておりまして、本職は公認会計士だということです。それから公募によってここへ来たんだと。それ前にはオークランドでも働いたこともあるし、他の小さい村でも14年ばか働いていたけれど、公募によってここへ来、議会の指名を得て転職してきたと、こういうことです。言ってみれば支配人といったような形かもしれませんが、任期は5年ということで、彼の場合は再選されて今8年目だということでした。ここは人口約4万、先ほどのとおりでございますが、議員数が12名、職員数はたったの32名だということでございます。以前は135名の職員を持っていたということですが、国の行政改革にならって89年に改革をやったとのことでした。ほとんど事業は民間へ委託してやっているというようなことでございますが、特に変わったところでは市民の相談コーナーというのを開設しているということですけれども、その助言者は職員は1人だけだと。あと35人くらいのボランティアを抱えていて、その人たちが交互に助言なり、提言なりを受け付けたり、相談に当っていると、こういうことでございました。 次に、また環境問題も一つのテーマになっておったわけでございますけれども、先ほど柴議員の方から報告があって、重複するかと思いますけれども、タスマニアのヒホンバレー市を訪ねましたところ、南極に一番近いという言い方で、オゾン層には非常に強い関心を持っておる。紫外線の強度にも敏感に関心を持っているということで、その対策として朝の天気予報、先ほど柴議員の言ったとおりです。ヒホンビルの小学校でも子供たちが野外活動をしていたという先ほどの話ですけれども、子どもたちはみんな縁の大きなハットをかぶり、野球帽のようなものは後ろへ布を垂らしたものをかぶって、なるべく日に当らないというような、そういうこと、対策を取っていましたし、ガイドさんもいつも帽子をかぶっているんだ、サングラスはかけているんだというようなことを言っていました。またそうした原因をつくらない面でも気を使っているということです。かってあった火力発電所は休止したり、ごみは焼却処理をやめて、一切埋立処分をしているとか、また夏冬の温度差のないわりあいに、昼夜の温度差があるというようなことでございまして、暖房は欠かせないということで、燃料はマキ、電気、都会ではガスを使用しているところがあるそうですけれども、石油などはほとんど使われないと。経済的にも大変助かっているというようなこと、それから環境汚染をすることを防いでいるんだと、こういうことでございます。ごみの分別収集とか、ごみの寄せ方はどうも日本と同じような形でございますけれども、旅行中にも空き缶の投げ捨ては1つも見られなかったし、このようなことが本当に住民一人一人の自覚によって行われているという、こんなことを伺い知ることができました。積極的な動きの中から、住民が下から盛り上げた動きの中から行政が動いていくような形、こんな形ができ上がっているように感じました。 ホバートでもヒホンバレーでも南極から直接吹いてくる風という言葉を幾度か聞きました。埃も混じっていないし、酸性雨もない。このきれいな空気にまち全体の人たちが誇りを持っていると、こんなような感じでございました。両国とも歴史は200年くらい、浅いわけですけれども、それだけに開拓魂と言いますか、いまだに根付いていて、各々一人一人が本当に自然環境の保全に気を配って、住民自らが立ち上がっているというようなそんな感じ、また古いものを大切にする、もっとも遺跡などは当然のことですが、シドニーのウレットウッド牧場には古い建物が幾つかありましたけれども、その中を見せてもらいましたが、この机とこの椅子は100年前のものだとか、このベットはその当時からのものだとか、建物の古いものもたくさん見ることができました。シドニーのロックスキクをバスで一回りしましたけれども、新しい建物に混じってレンガ造りの古ぼけた建物がそのまま中を改装して、レストランやオフィスに用いられていたと。こういうことで、古いものを大切にという気持ちの現れだと、こんなように強く感心したわけでございます。 時間もきたようでございます。それにつけても日本人の生活は本当に贅沢すぎはしないかと、こんなことを痛感し、地球環境の破壊は北半球から始まるんだろうというような感じを強く持った次第でございます。 以上で簡単でございますけれども、補足的な報告とさせていただきます。どうもありがとうございました。 ○議長(向山章) 大変御苦労さまでございました。 ただいまの報告に対する質問を行います。質問ありませんか。 ◆10番(丸山泰正) 考えてみれば、私どもの通ったところは本当の、バスで通ったって線にすぎないし、それで降り立って見たところは点にすぎないというようなことで、あんまり国中を語るということはできなくてまことに申しわけございませんけれども、この点よろしくお願いいたします。どうもありがとうございました。 ○議長(向山章) 御苦労さまでございました。 これで10番 丸山泰正議員の報告は終わりました。 これで諸般の報告を終わります。 以上で、今定例会に付議された案件の審議はすべて終了いたしました。 本日の会議を閉じます。 これをもって箕輪町議会12月定例会を閉会といたします。 大変に御苦労さまでございました。                              午後2時39分 閉会 以上の議事のてんまつ事項は、議会事務局書記 柴恒年、鳥山久夫の記録したもので、真正であることを確認して署名する。           箕輪町議会議長    向山  章           箕輪町議会副議長   市川 治実           署名議員第16番   唐沢 嘉幸             同  第17番   久保田正美...